宮本輝は好きな作家の1人です。
『流転の海』シリーズはとても楽しみにしています。
この本は2010年に出版された上下2巻です。
文具会社に勤務する主人公が入院中に病院のロビーで
余命いくばくもない男性から3000枚の金貨を和歌山県の桜の木の下に埋めたと
言われる。「見つけられたらどうぞ差し上げる」と。
そこから物語が始まり男性の生い立ちやその後の人生等を、
主人公とその友人が知り、金貨の埋蔵場所を突き止める。
亡くなった男性が幼いころ孤児となり
すさまじい虐待を受けて育った。
この男性のその後の人生がとても興味深い物語です。
同時に主人公の穏やかで紳士的なところも魅力です。
推理小説の様な要素があり、読みやすい本でした。
『流転の海』シリーズはとても楽しみにしています。
この本は2010年に出版された上下2巻です。
文具会社に勤務する主人公が入院中に病院のロビーで
余命いくばくもない男性から3000枚の金貨を和歌山県の桜の木の下に埋めたと
言われる。「見つけられたらどうぞ差し上げる」と。
そこから物語が始まり男性の生い立ちやその後の人生等を、
主人公とその友人が知り、金貨の埋蔵場所を突き止める。
亡くなった男性が幼いころ孤児となり
すさまじい虐待を受けて育った。
この男性のその後の人生がとても興味深い物語です。
同時に主人公の穏やかで紳士的なところも魅力です。
推理小説の様な要素があり、読みやすい本でした。