アバター(加筆)

2010-02-03 15:29:53 | Weblog


 アカデミー賞ノミネート部門数ランキング!
 『アバター』など5作品が監督賞と作品賞に
 http://www.wowow.co.jp/extra/academy2010/news/index.html


  観てません『アバター』。
  この作品こそ劇場で観なければ無意味でしょうが
  劇場鑑賞の予定ナシ。
  実は私、大作が苦手なアマノジャク
  よって『タイタニック』も未見。

  かつて、娯楽大作で興行的に成功を収めた監督といえば
  真っ先にスピルバーグやジョージ・ルーカスの名が上がりましたが
  今やジェームス・キャメロンの一人勝ち、
  結局の所、普段は劇場に足を運ばない層に対し
  鑑賞意欲を促す話題性に富んだ作品を制作できるか否か
  それが収入を左右する。
  ジェームス・キャメロンのアンテナはとても高性能。
  例えば、『タイタニック』はハリウッドの旧作の焼き直しに過ぎず
  実話をもとにした題材に身分違いの恋というエッセンスを加味した
  シェークスピア的古典少女趣味。
  今回の『アバター』についても作品のテーゼ自体は、
  領土の侵略とシャトーブリアン的ロマン主義で実は懐古趣味
  ただし彼は、リメイクの手腕が尋常でないのです。
  どこかで覚えのある潜在的なマンネリへの安堵
  連綿と続く「お約束」を心の底で求めながら
  反面、未知の(と見せ掛けられた)世界へ挑む姿に魅了される人々
  そのアンビバレントさを刺激するのが
  ジェームス・キャメロン作品なのです。
  
  ところで、このジェームス・キャメロン監督
  作家チャールズ・ペレグリーノのノンフィクション小説
  「ザ・ラスト・トレイン・フロム・ヒロシマ:ザ・サバイバーズ・ルック・バック」(原題)
  の映画化を構想しているそう。
  http://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFCN0021739/index.html
  同小説の主人公は
  年明け間もない1月4日、93歳で逝去された山口彊さん。
  山口さんは広島、長崎で2回被爆した
  世界でたったひとりの二重被爆者でした。
  昨年末、アバターのプロモーションで来日した監督は
  癌闘病中の山口さんの病室を訪れ
  対面を果たした山口さんは使命をキャメロン監督に引き継ぐと
  後を託すがごとく鬼籍へ。

  『禁断の惑星』のリメイク、リメイク版『ミクロの決死圏』のプロデュースと
  リメイクで多忙なキャメロン監督
  いずれにせよ、その非凡さは傑出しているわけで
  アバターは観ずとも
  この山口さんの映画は観ようと決めています。



ダライ・ラマ法王14世来日中!

2009-11-02 16:26:39 | Weblog


 ダライ・ラマ法王14世が来日公演を行っている。
 ところがこの件について、メディアは一切ニュースで取り上げない。
 なぜ?
 昨年の北京オリンピック時のあの騒動と
 過熱報道はなんだったのか?
 当時、ブロガー達はこぞってハンドルネームに
 “@FleeTIBET”を謳い
 デモ行進まで行われていたけれど
 あれは一過性のものだったのか?

     
 
 昨日11月1日
 友人は両国国技館で法王の公演を拝聴してきたそうだ。

 タイトルは「地球の未来への対話-仏教と科学の共鳴-」
 http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/2009japan/tokyo_science.html

 明日3日は愛媛県武道館「自分を幸せにする生き方」
 http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/2009japan/shikoku.html

 そして最終日は5日、沖縄県立武道館「平和と慈悲のこころ」
 http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/2009japan/okinawa.html


 ダライ・ラマの語り口は
 何度かTVで見て知っているが
 雄弁では決してない。
 むしろ朴訥で、
 まるで近所のご隠居のような印象さえ受ける。
 どう見ても普通のおじいちゃんなのに
 けれど 
 慈悲深さはひしと伝わってくるのが不思議でならない。
 或いはブッダやキリストも
 仮の姿で世に生きた時には
 こんなふうに、なんでもない風体だったのかも
 などと考えたり……
 なんにつけ ひとかどの人物は
 弱き愚かなモノどもに威嚇などしないのだ。
 いい顔してます、ラマじいちゃん!



和装はじめました~くんじゃんジントーヨー~

2009-10-14 11:06:28 | Weblog
 
 
 ここ数年、
 少しずつではあるものの
 渋谷界隈を和装で行きかう若者が目に付くようになった
 そんな気がする。
 気軽に手にいれられる化繊の着物がふえたせいもあるだろう。
 もしくは 飽和状態のファッション業界において
 真新しいものを求めているから かもしれない。

 かくいう私も 今更ながら……
 着付けだって、習うより慣れろで。



 今週末18日、日比谷公園で開催される
 ソウルフラワーモノノケサミット出演イベントに
 和装で参加♪





Clair de Lune compiled ~月の光~

2009-10-03 22:46:46 | 

 今宵、十五夜



  *MOON CHILD*

    無常に広がる
    光彩に呑込まれ
    身をひそめ
    沈黙し
    それでも 薄笑みを湛える
 
    あなたが涙を零すのは
    漆黒の闇夜
    眠る虞美人草に
    唄う桃色珊瑚に
    命をふきこむ 
    あなたの雫

    夜毎 あなたは蘇る
    てのひら差し出し
    露を受けとめ
    わたしは永久(とわ)に 
    あなたの子供



SOUL FLOWER MONONOKE SUMMIT 96.12 TV

2009-10-03 14:55:17 | Weblog

 またまたYouTubeに薦められたので
 ブログに貼っておきましょう♪



 ここ数日
 熱帯の国で大きな地震が続いていますが
 被災された方々は
 どうやって心のケアをしているのでしょうか……
 心配です。

 ソウルフラワー
 すなわち 魂の花
 彼らの歌には、闇に灯りを灯す力がある
 こんな人達がスマトラやサモアにも存在することを
 願ってやまない私です。

    ああ ここは笑いと涙の舞台
    悲しすぎて笑いながら毒を吐いてる

    ああ ここは笑いと涙の舞台
    さみしすぎて笑いながら毒を吐いてる


 ところで、河村さんが当時使っていたアップライトベース
 最近とんとお見かけしませんがどうしちゃったのかな?
 気になる 気になる☆


10月は黄昏の国

2009-10-02 11:40:24 | Weblog


 ここのところの自分のブログを読み返したら
 む~ん
 そこはかとなくネガティブな発言多し。
 どんな負のオーラにまかれたのか?
 払拭せねば!!!!!!!!!!!!!!
 なんたって
 「10月は黄昏の国」
 前を見て、一歩ずつ前進あるのみ!
 常を知れば容なり、ガンバレ自分☆


 で、関係ないけど
 YouTubeから「あなたへのオススメ動画」と紹介されたのがこれ


 おお!これは!
 是非ともモノノケにカバーしていただきたい!
 しっかし
 色は黒いが南洋じゃ美人って
 ・・・確かに私のことかも?


I Don't Like Mondays /Boomtown Rats

2009-09-24 23:00:55 | 音楽


 連休明けの木曜日
 気分はまるで月曜日
 


 そういえばこの曲
 実際の銃乱射事件を元ネタにかかれたんだっけ。
 邦題は「哀愁のマンディ」
 ・・・この頃の洋楽って
 やたらとタイトルに「哀愁」ってついてるけど
 それがある意味、
 逆に緊張感を損なってる気がしてならないのよねぇ
 詞もメロディも、ボブの声も
 全てが私の好みなんだけど
 「哀愁」って言葉だけが……残念ですわ☆

 かれこれ30年前のHITソング
 エバーグリーンなのは素晴らしいのに
 悲しいかな
 銃乱射事件が根絶されないのもまた事実。
 「全ての武器を楽器に!」
 アメリカという国にこそ
 この言葉を噛み締めて欲しいものです。




In the City/TheJam

2009-09-24 11:03:03 | Weblog
 
 連休最終日、
 お彼岸だというのに変に蒸し暑い一日。
 朗読会をいっしょにやろうと計画中のタレント
 ゆっきーと 友人ひとりを交え
 3人でカフェランチ後に自由が丘を散策。

 ゆっきーは今月12日が誕生日
 そこで 彼女へプレゼントを差し上げたのだけれど
 これが思いの他かさ張って、多きな荷物になってしまった。

 某有名雑貨店の紙袋を下げ
 熊野神社近くに最近出来た
 ナチュラル系の洋服屋へ立ち寄ったところ
 バナナ目の小柄な店員がゆっきーの手許を見ながら
 満面の笑みでこう言った。

 「どこか遠い所からご旅行ですか?」

 は?今何と?

 「遠方からいらした方は、お買い物をたくさんされるんで」

 ・・・それは、なんですか、私達が
 田舎者に見えたってことでしょうか?
 
 ちなみに私、幼少期から両親とともに
 服や雑貨のみならず、食品までも
 買い物はほとんど自由が丘。
 しかも、大学時代にはアルバイトもこの街、
 目をつぶってても歩けますわ!
 ・・・とは 言わなかったけど
 まがいなりにも接客に従事するのなら
 お客様を田舎者よばわりしちゃぁ あきまへんなぁ
 そんなことで おたくさん
 もおかりまっか~??

 



SOUL FLOWER UNION vs eastern youth

2009-09-22 21:45:07 | Live


 9月19日(土)@恵比寿リキッドルーム
 「メイン・ビーチのならず者」ツアー
 我らがソウル・フラワー・ユニオンのライブへ。
 ギタリストが河村さんから高木克さんへチェンジして
 2度目のツアーなり。

 「エエジャナイカ」からのロケットスタートは
 近年稀に見る疾走感あふれるセットリストで
 まるでニューエスト時代にタイムスリップしたよう。
 ここ何年かは
 後方でおとなしくライブを鑑賞することを常とする私も
 今回ばかりはじっとしていられなかった。

 
 高木さんのギターには文句のつけようがないのだけれど
 それでも
 わかっていても
 「海へゆく」のソロだけは
 河村さんの叙情的な音が耳に残って消えやらず
 情ないかな 切なくなった。
 果たして音でも画でも文章でも
 テクニックを凌駕するヴァイブレイションは
 やはり感情の吐露、あるいは発露、 
 その隠しえない正直さが
 人の心を捉え、忘れ難い感動を刻むのだろう。
 河村さんのあの透明な、どこか ひんやりとした
 それでいてぬくもりを感じる音は
 やっぱり稀有なものだったのだなぁ。

 「道の道とすべきは 常の道にあらず」
 万物は、瞬時も止まらず変化し続ける。
 事物は常に変化において捉えなければならない
 そう老子も説くように
 ユニオンもまた「変り続ける同じもの」であると
 魂花時報編集長・オオクマリョウさんは
 10年振りのライブ盤
 「エグザイル・オン・メインビーチ」の
 ライナーノーツに綴っている。
 
 そしてその、変り続けるユニオンが
 年末ソウルフラワー祭2009において対バンするのは
 な なんと!
 eastern youth!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 



 東西きってのライブバンドの真っ向勝負
 無論 勝ち負けではないにしろ
 壮絶であろうことは想像に難くない。

 しかしながら、会場は千葉の柏
 しかも、平日……
 
 ああ、悩ましい

9月には帰らない/松任谷由実

2009-09-22 09:59:19 | 音楽

 松任谷由実に特別な思い入れはない。

 しかし たまたまFMから流れていた
 この曲には すばらしい!と感動し
 すぐに検索、アルバムを入手した。
 彼女の中ではかなりマイナーなタイトル
 『紅雀』
 その1曲目として収録されている。
 



    未来が霧に閉ざされていた頃は
    この潮騒が重すぎて泣いた

    今はもう 負けないわ
    9月には 帰らない

    無口な人は 夏の日の儚さを
    上手く言えずに バスの窓おろす

    今はもう 負けないわ
    9月には 帰らない

              9月には 帰らない