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おはようございます。 (Erika die Schoenste)
2006-01-18 09:09:47
りえさま、

おはようございます。お久しぶりです。



遅ればせながら、一周年おめでとう。そしてありがとう!



「オリバーツイスト」は紀元前に読みましたが、なかみはすっかり忘れました。

だいたいディケンズの書くお話ってどれも単純な善か悪か、白か黒か、みたいのが多かったと記憶してます。

映画、見てみたいです。よくできた、細部までこだわったリアルなのって見てて気持ちいいですよね。



ワトスンの10年後なんてりえさんが書いてるのを読むと胸にせまるものがあります。

ワトスンさんも懐かしいけど、なぜとなりにホームズさんがいないの?



お正月に パトリシア コーンウェルの「切り裂きジャック」を読んですごく面白かったので、

19世紀ロンドンの下層社会をヴィジュアルで見られたら、さぞ興味深いと思います。

本はコーンウェル女史の、自分の欲望やいらだちの吐け口に女の人にひどいことする男たちへの強い怒りがみなぎってて、読み応えありました。

検視官ケイ スカーペッタの方法を作家が実地に試してて、読み物としても1級品です。



”切り裂きジャック学”って英語でリッパロロジーっていうんだって。

らりるれろが多いからかわいい音に聞こえますね。



ジェレミーのパンチパーマ、たしかピカデリー サーカスかどこかと、もう1枚4人くらい一緒に写ってる写真を見たと思います。

全然似合わない。古典的美貌にあのスタイルは。

ご時勢じゃあるし、いろいろ試してみたんだろうか、

みんながああいう格好してたら、整った容貌容姿の人はやっぱりそれなりに素敵に見えたんだろうかと

思いめぐらしています。

どんな格好でもいいから、本人に会いたかったです。



「ジェレミーのお鼻」で久しぶりにぼうやのジェレミーを見ました。

(「戦争と平和」は買ってから飛ばし飛ばし1回見たきりお蔵入りしてます。)

わたしやっぱりなんといってもホームズさまのジェレミーが好き!!!

告白しますが、わたしはファザコンで知的で素敵で父親的なおじさまによわいんです。



天使は4月に来るのね。

うちで飼ってるやつも4月生まれです。

だんだんあったかく、というか暑くなってくるので

生まれたての抵抗力の弱い赤ちゃんに風邪をひかせる心配もないし、

夜中に起きるのも(寒い時期ほど)つらくないし。



かわいいんですが、赤ちゃんは傍若無人、こっちの都合はおかまいなし、

なんにもさせてくれなくなりますから、

第一へとへとになってなんにもする気なくなりますから

映画、コンサート、本、そのほか今のうちに好きなことやっとくといいわよ。



さあて、そろそろ、ご成長あそばされたかつての赤ちゃんを起こして学校へ送り出さなくっちゃ。

 
 
 
長文コメント楽しませていただきました♪ (りえ)
2006-01-21 00:05:26
>Erikaさんへ



こんにちはー。ちょっとお久しぶりです、Erikaさん。

また楽しいコメントを有難うございました♪



1周年・・・Erikaさんには、いつも楽しくて読み応えあるコメントで、

盛り上げていただいてこちらこそ有難うございます。

今年もまた宜しくお願いします。



「オリバー・ツイスト」は、久しぶりの19世紀ロンドンが見れて、

そしてワトスンなハードウィック氏が見れて、大満足でした。

でも氏の姿には本当に切なくなりました。

舞台が19世紀ロンドン、そしてまるでワトソンなハードウィック氏。

なぜ隣にジェレミーがいないのだろうかと・・・本当に胸にきました。

「最後の挨拶」の時のジェレミー・ホームズが隣にいても良いのにな、と。



そして、心底ハードウィック・ワトソンが恋しいなーと思いました。

この前、ポワロで観た時は、そこまで感じなかったのですが、

今回は舞台も役柄もグラナダ・ホームズとダブるので、ジェレミー・ホームズが見れなくなった悲しさももちろんありますが、

同時にハードウィック・ワトソンを失った大きさに改めて気づきました。



「切り裂きジャック」ってリッパロロジーって言うんですか。なんか可愛いかも・・。

でも、どこにもジャックは入らないんですね。



今回は19世紀ロンドンの下層社会、特に子供に焦点があたっています。

本当にあの頃は上流階級の人は良いでしょうが、下層は本当に酷いですもんね。

19世紀のロンドンに興味のある方には、見に行っていただきたい映画です。

CMでは「2006年最初の涙を贈ります」と宣伝されてますが、そう感動はしなかったです、正直。

良い映画だと思いましたが、泣くほどの感動はないかと



Erikaさんは、ジェレミーのあの写真ご覧になっていましたか!(笑)

さすが記憶力すごいですね、4人で写っている写真です。

もうね、仕事のためだろうと思いますが、なんであんな髪型しちゃったのー!?とびっくりですよね。

あれだけは失敗だったよ、ジェレミー!といわざる得ません(苦笑)



Erikaさんから見て、ジェレミーのお鼻、なにか変わった点ありましたでしょうか。

「戦争と平和」のジェレミーも素敵ですよ。

私も以前はインテリで頼れるおじ様が良いなーとずっと思っていましたが、

結婚したら、年下の可愛い男の子も良いなーと思うようになりました(笑)

それに実際問題、私もちょっとは社会出てましたけど、日本には大人のおじ様の存在ってほとんど見当たりませんし



Erikaさんのところも4月生まれでしたか

ちょうど暑くもなく寒くもない、良い季節かなーと思います。

でもやはり、子供が出来るとなんにも出来なくなるんですね・・・。

私もそれはちょっと心配してて、このブログもちゃんと更新する暇あるのかなーとちょっと危惧してます

寝不足には強い方なので、なんとか1週間に二度ほどは続けていきたいのですが。



またお暇なときにでも、遊びに来てくださいねー♪

 
 
 
ママはわがママたれ! (Erika die Schoenste)
2006-01-23 11:51:21
りえさま、



このごろはずいぶん世間の理解も開けてきて、育児ののストレスにも寛容ですが、

うちの姫が生まれたころは、母親学級へ行ってもあっちこっちで配られるおせっかいなパンフレット見ても、

とにかく”がんばりましょう”としか書いてありませんでした。

2週に1回程度、市から来てくれる保健婦さんも、いつもそう言ってはっぱをかけました。

(育児本にもきっとそう書いてあったんでしょうけど、

ハウツー本が徹底的に苦手なわたしは一切読まなかったので、幸いわずらわされずにすみました。)



経験から、そんなことしてたら そのうち神経が焼ききれてしまうってわかってたので、

自主的にサボるようにして、均衡を保ってました。



生まれたてはそりゃやっぱり、2時間とか3時間おきに授乳やらなんやらあってしかたないんですが、

半年くらい経ったころ、このままではオバサンになっちゃう!と危機感を感じて、

週末はキモノを着ることにして、ウールの着物で台所にも立ったしお風呂の掃除なんかもしました。



その後は赤ちゃんが昼寝をすると、とにかく30分でも読書をすることにしてました。



そのほか、大事にしてるいろんなきれいなもののコレクションをひっぱりだしてきて

しばしうっとり眺めてから 分類しなおして収納しなおす、とか。

(書いてて思ったけど、わたしってほんっと非生産的)



そんなふうにしてエア抜きをすることで気分も落ち着き、

家族にもゆったり接しられたと思っています。



あなたはあなたのやりかたで 上手にエア抜きをしてください。

これはむしろ必要なことで、ギルティに思うことありません。



ディケンズの書く物語にはあんまり深い感動は期待しないほうがいいでしょうね。

単純な話ばっかだったように記憶してます。



もっとも、中学、高校時代からだーいじに持ってた本を

何年かのうちに3回くらい大粛清を行って、

97%処分してしまったので、てもとには残ってません。



でも映画は見るつもり。

きっと切なくなるでしょうけど。



別の映画ですが、「プライドと偏見」も楽しみです。

まえにテレビのミニシリーズで「高慢と偏見」をやってて、

すごく好きでした。

(ヴィクトリア期より前の1820年代のほうがわたしの趣味に合ってます。)







 
 
 
アドバイス参考になりました♪ (りえ)
2006-01-25 17:51:06
>Erikaさんへ



色々アドバイスを有難うございました。やはり先輩のご意見は参考になります♪



育児や出産についても色々科学的に解明されてきて、以前とはかなり違ってきているみたいですよね。

例えば、以前は呼吸法が大事だったりしましたが、今はあまり言われません。

反対に今ほど体重管理、減塩、葉酸摂取などは以前は言われてませんでしたし。



Erikaさん仰るとおり、本当にそんなこといちいち気にしていたら持ちませんよねー。

私は体重管理をかなり無視っています。(ただいま、妊娠前よりプラス10キロです・・・)



かなりの頻度でお茶もしていますし。だってお茶は文化ですよー。

妊娠したからといって、紅茶とスイーツは止められません!

妊娠当初は我慢していたんですが、やはり紅茶を取らない生活にストレスを感じて、安定期から勝手に解禁しました(笑)



Erikaさんは着物を着てらっしゃったんですね。

しかし、着物でお風呂掃除とはすごいです!

でもそういう気の抜き方って大事ですよね。

私は近くに母がいるので、一ヶ月に一度は子守をしてもらって、お洒落して出かけちゃおうと目論んでいます。

私も産後、若いママ(精神的に)を目指して、頑張りたいと思います。

もちろん暇を見つけて、このブログの更新も♪



私も「プライドと偏見」は見てみたいですー。

しかし、最近文楽を見に行ったときも、試写会に行ったときも、もう2時間以上座りっぱなしは辛くなってきたと分かりましたので、

映画館に行く勇気がわきません。

もし、ご覧になられたら感想等教えていただけたら嬉しいです♪

あ、もちろんこの「オリバー・ツイスト」も。



 
 
 
プライドと偏見 (Motoko)
2006-01-27 22:17:18
今週の水曜日に見ました。映像は美しかったです。特にイギリスの田園風景は美しく、ぜひ訪れてみたいと思いました。

原作を読んだことがあるので、映画のストーリーはずいぶんはしょっている感じがしたのですが、2時間20分でまとめているのだから、ある意味仕方がないのかもしれませんね。

主演女優のキーラ・ナイトレー(だったけ?)は、チャーミングでした。ミスター・ダーシー役の俳優さんもまぁまぁでした。

Erikaさんがテレビでご覧になったという「高慢と偏見」は、たぶんコリン・ファースがミスター・ダーシーを演じたものだと思うのですが、私もNHKで見ました。

この「高慢と偏見」の出来が非常に良かったのと、それぞれの俳優達が本のイメージどおりの役を演じていたので、映画のほうは少し物足りなく感じました。でも、がっかりはしませんでしたよ。

ダンス・シーンは楽しめたし、ベネット家が暮らしている家も当時の趣きを残しているし、田園風景も素敵だし、見る価値はあると思います。
 
 
 
レビュー楽しませていただきました♪ (りえ)
2006-02-01 18:23:28
>Motokoさんへ



こんにちはー、Motokoさん。コメント有難うございました♪



「プライドと偏見」の映画レビュー、早速に有難うございました。

楽しく読ませていただきました

さすがに映画は2時間20分かかりましたか。原作長いですもんねー。



うーん、「オリバー・ツイスト」といい、ちょっとしたイギリスブームでしょうか(時代はちょっと違いますが)

「オリバー」は、ロンドンの下町。こっちはイギリスの田園風景と、どちらもイギリスらしい舞台がメインで良いですね。

しかも、「プライドと偏見」は、オールイギリスロケらしいですね!

グラナダ・ホームズで撮影に使ったお屋敷もあったかもしれないですね。



しかし、この時代、女性に相続権がないとは本当に不思議というか時代後れているというか・・。

それにしても、イギリスの相続に関する法律は、本当に変わったものが多いです。

だからこそ、アガサ・クリスティーが生まれたとも言われているくらいで。



ダーシーは、オリビエも演じていたそうです。

そっちの方は、ジェレミーも見たかもしれません。



しかしイギリスの田園風景は、美しくて良いですね

ロンドンから地方へ行く特急なんかに乗ると、羊や牛や馬なんかが放し飼いにされているのが見えて、

それを見ながらのんびりと車内販売の紅茶を飲んで・・、というのは旅の素敵な思い出です。

また行きたいなー、イギリス。

そういえば、MotokoさんもErikaさんもイギリスに行くかも、と仰っておられましたよね。

また実現されたらぜひ教えてくださいねー♪





 
 
 
Unknown (Erika die Schoenste)
2006-02-03 15:15:00
Motokoさま、



やっぱりあのコリン ファースの「高慢と偏見」すごくよかったですよね!

とっても丁寧に作られてました。

それに美しい英国の田舎の夏。



豪華な宮殿のようなところじゃなくて、

ベネット家のマナーハウスや同じ作者の「いつか晴れた日に」でヒロイン一家が移り住んだ小さな家がわたしの理想です。

外側はいかんともしがたいので、うちの中は少しづつでもと、楽しい小さな努力を重ねています。



長編を映画化すると、原作読んでる場合特に、ちょっと物足りなく感じること多いですね。



これが短編の映画化となると、きりっとしたいい映画が多いように思います。



「高慢と偏見」のベネット家の長女は「瀕死の探偵」で、財産を乗っ取られそうになる未亡人役の女優、

ウィッカムは「這う人」の教授の助手を演じてる人でしたね。



Mr.ダーシー役のコリンファースが、

「ブリジットジョーンズの日記」で現代人の同じ役名のMr.ダーシーという役を演じていて、

キャラが似てて、

ヒロインから見る、この人の印象の変わっていく様子もよく似てて、

イギリス人てふざけてる、じゃなかった、

遊び心があるなあと思いました。





 
 
 
そうか! (Motoko)
2006-02-03 21:58:43
Erikaさま



気がつきませんでした!

そうか、あのベネット家の長女役の女優さんは、

「瀕死の探偵」で、未亡人役の女優と同じだったんですね。

似ているなぁとは思っていたのですが、まさかご本人

だとは。「高慢と偏見」での彼女は、ホームズ出演後

から10年以上たっているんですよね?

それにしては、美貌は衰えていないですねぇ。

ウィッカム役と「這う人」の教授の助手が同じ俳優だとは、全く気づきませんでした。言われてみれば、同じ顔ですね。私って鈍感!

今度、この2作品を見るときは、あのジェインなのね、あのウィッカムなのねと楽しめそうです。貴重な情報をありがとうございます。

 
 
 
いいなぁ! (りえ)
2006-02-06 23:19:33
Erikaさん、Motokoさんへ



きゃー、グラナダシリーズに出演している方が、お二人もその作品に出ていたなんて!

それにしてもErikaさんの観察眼はすごいですね。

私なんか、絶対同じ作品見てたって気づいてません(笑)



何かの機会があれば、そちらのバージョンの「高慢と偏見」も見てみたいです♪
 
 
 
気をつけて見ると・・・ (Motoko)
2006-02-07 21:52:08
他の番組にも、覚えのある顔を見つけました。

先日「ミス・マープル」を見ていたら、レディー・フランシスを演じた女優さんと、「マスグレーブ家の儀式書」で執事ブラントンを演じた男優さんが出ていました。

昨日見た、「インドへの道」という映画には、マスグレーブ役を演じた俳優が、出演していました。

それぞれの俳優達は、主役をはっているわけではないけれど、存在感がありました。



この間の投稿で、「瀕死の探偵」での未亡人役の女優さんのことを、「『高慢と偏見』での彼女は、ホームズ出演後から10年以上たっているんですよね」と書いてしまいましたが、これ計算がおかしいと後で気づきました(苦笑)。「瀕死の探偵」は、ホームズの最後のほうの作品で、「高慢と偏見は」いつの作品なのかは知らないのですが、90年代後半だろうと思われます。そうすると、多く見積もっても5年くらいで10年もたっていないことになりますよね。失礼しました。

 
 
 
すごい観察力です! (りえ)
2006-02-09 21:34:02
>Motokoさんへ



色々追加情報を有難うございました♪

Motokoさんも、本当に観察力が鋭いです!

ジェレミー以外の役者さんもちゃんとチェックされているんですね。



私だったら絶対わかりません!

グラナダ・ホームズの出演役者の中で、おそらく私が他作品に出演していて認識できるのは、ハードウィック氏とマイクロフトぐらいですよ(笑)

ですので、こういう情報を教えていただけると、とても勉強になります♪

それにしても、他の俳優さん方もいろいろ出演されて頑張っているんですね

私たちの中では、グラナダ・ホームズの役柄のイメージが強いので、他の作品でちがう役を演じているのをみるのも、また楽しいですね。



これからも、何か目撃情報ありましたら、教えていただければ嬉しいです♪

 
 
 
けっこう楽しみました。 (Erika die Schoenste)
2006-02-14 19:25:31
「オリバーツイスト」は全く期待してなかったのが幸いして、結構楽しめました。

オープニングの画面にEdward Hardwick(スペル合ってたっけ?)、と出てきたときには、

娘と顔を見合わせてにっこりしました。



本は大昔に読んだのですっかり忘れてました。

1839年に出版されてて、ディケンズは1870年に亡くなってるんですね。

服装(襟の大きさとか)から、ホームズ時代よりちょっとまえだなと思って見てましたが、

うちへ帰ってから調べたら、

舞台は赤ちゃんのシャーロックが生まれる15年も前でした。



(どんな赤ちゃんだったんだろう?

男の子の可愛さはいまいちわからないわたしだけど、シャーロック坊やだったら育ててみたい。

「シャーロックホームズの秘密」みたいな殺伐とした幼少時代じゃなくて、

うんと愛してあげますとも。

人間の子供って、犬と猫どちらに似てるかというと、ほとんどそのまんま犬ですから、

かわいがればかわいがるほど、素直ないい子に育ってくれます。

ああ、でもそんなことしたら、ただの優しい紳士になってしまって、

わたしたちはあのほろ苦いホームズさんを失ってしまう!)



ディケンズの作品て、ええモン悪モンはっきりしてて

ほんとわかりやすいなとあらためて思いました。



オリバーって9歳でブラウンロー氏に会うまで1度も誰にも愛されたことも、

優しくされたことすらなかったんでしょう?

それなのにあんなに無垢で善良でそのうえ礼儀ただしいのね?

生まれつき天使のように善良か、

それともよっぽど鈍い。(これ、わたしが言ったんじゃない、娘です。)

不思議な不自然なキャラですよねえ。



ああ、わたしったらなんて意地悪な。

ホームズ関連だったらどんなに不自然でも微笑みで受容しちゃうのに。



映画がどんなにちゃんと考証されてても史実とは限りませんけども、

ロンドンの街路って1830年代はあんなに混みあってたんでしょうか?

おととし行った時はラッシュの時間帯でもあんなことはありませんでした。

映画を見て娘は「渋谷みたい」と思ったそうです。



わたしはホームズさんの姿を捜している自分に気づいて、悲しくなりました。



でもって、舗装されてるのは目抜き通りだけで、ほかは全然未舗装なのね?



「高慢と偏見」でも、舞踏会に集まってくる人たちが馬車から次々と

繻子の舞踏靴でどろんこの地面に降りるシーンがありました。

あんなにたくさん馬車があったら、おんまさんの落し物もさぞかしいっぱい・・・

で、あの人たち、靴脱がないでうちへはいるのよね・・・

日本のように高温多湿じゃないから、平気なのかな。

そういえば、この映画では入浴もまったくしないみたい。



イーストエンドのスラムだけでしょうか、

それとも昔はどこもそうだったんでしょうか、

人権とか衛生観念には無縁のほんとにひどい環境ですね。



スラムも高層スラムなのね。

日本の昔が舞台の映画だと、スラムは汚い長屋、つまり平屋でしょ。



高校時代、ドストエフスキー(もち翻訳で)なんか読んで、

一所懸命想像してた高層のスラムを、その後映像でたびたび見ることになり、

想像とあまり違わなかったので、作家の筆力ってすごいと思いました。



石造建築文化と、木造建築文化だと、スラムまでちがうんだなあ。



オリバーは素直で賢い少年のようですから、

優しいブラウンローさんのもとで幸福に育つでしょうけど、

ほかの子たち、どうなっちゃったの?



それから、悪漢ビル さいくす







 
 
 
えーん! (Erika die Schoenste)
2006-02-14 19:28:50
りえさま、



またやってしまいました。

変換キーを押しただけなのに。

あの白い犬はどうなったの?って、書こうとしたんです。



 
 
 
ご覧になったんですね♪ (りえ)
2006-02-18 12:22:33
>Erikaさんへ



いつも長文コメント有難うございます♪



ご覧になられましたかー、「オリバー・ツイスト」!!



舞台設定はホームズが生まれる15年も前だったんですね。

雰囲気から言ってちょうどホームズがベーカー街で活躍していた頃からかな、と思っていました。

しかし、私もあの時代、あんなに路地は込み合っていたのか、

うーむ、あのセットには納得いかない部分もあります。

ただ、私にはロンドンのセットというとグラナダのああいうすっきりした街のセットのほうがなんだかしっくり(本物っぽく)見えます

(これは何回もみているからでしょうか)



Erikaさんが指摘されてて、私も気づきました。

そうですよね、欧州はスラムも高層化してるんですよね。

地震がないというのと、石の文化の違いだなーと思いました。



オリバー少年の素直さって、私からするとちょっと信じられない気もするんですよね。

愛されてないと、子供ってすごく無感情になったり、猜疑心が強くなったりするんですけど、

ああいう風に素直にかわいく育つかなーとちょっと疑ってます。

でも物語的には、あの方がすごく良いんですが。



ラストは、オリバー以外のあの子供と女性は・・・

犬も含めてみんな幸せになって欲しいけどな・・。

現実的には、やはりスラムで生きていくしかないのかなーという悲しい結末を思ってしまいます。

だから、最後はオリバーしか描けなかったのかな。



そういえば、Erikaさんはやっぱりシャーロックを育ててみたいんですね!

愛せば愛すほど子供って応えてくれると思うのですが、

でも私たちが大好きなちょっとシニカルで、意地悪で、その実、正義の人であって、

あんな渋いホームズにはなりませんからねー(苦笑)

 
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