goo blog サービス終了のお知らせ 

満月郷

ゲーム好き映画好き。ネタバレありの自己満足ブログ。ただ書きたいだけ。

ゲームが好きすぎる31 (イース9)

2023-10-04 01:05:00 | ゲームが好きすぎる
本日はついに満を持しての
イースⅨ です!
サブタイトルはモンストルムノクス(怪人達の夜、という意味)

では早速パーティキャラ紹介!
アドル=クリスティン(赤の王)
言わずとしれたイースシリーズの赤毛の主人公、アドルくんです。今回はある人物から与えられた能力により身体能力や見た目が変わる【怪人】状態での、呼び名が赤の王、となっています。今回は行き倒れになったりはしていないけど牢屋にぶち込まれるところからスタートします。怪人時はクリムゾンラインという瞬間移動できる異能を持つ。武器はもちろん剣。

キリシャ・ペンドルトン(白猫)
怪人のときは白猫という名前で通っています。今回の舞台となるバルドゥークの街で幅をきかせているペンドルトン商会の娘。
今回のヒロイン枠ですな。
怪人時はヘヴンズランという壁などを駆け上がれる異能がある。武器はナックル。ホントファルコムって可愛らしい女子や幼い女子に、よりアグレッシブな武器持たせるよな。ハンマーやら斧やらナックルやら、錘やら。

クレド・アイブリンガー(鷹)
柄の悪い今作のイケメン枠。
騎士団に所属しているはずだが柄も態度も悪く実は辻斬りとかしちゃってる戦闘狂。剣の腕は確かだがとにかくガラが悪い。
怪人時、鷹の時は翼を使って長時間の滑空が可能なハンターグライドという異能を持つ。武器は刺突剣の、二刀流。

アネモナ・ラインドール(人形)
個人的にはこっちがヒロインだと満月は思ってる。怪人時は人形、と呼ばれる。その異名通り球体関節人形のような体をしていて、武器も独特で、伸び縮みし鞭のようにしなる蛇腹剣。その他に靴の踵にローラー状の刃物がついており移動や攻撃に使える。ザ・サードアイという隠されたものを見つける異能を持つ。

ユファ・ガンベルク(猛牛)
セクシー枠。ボインボインの怪力姉ちゃん。今回のアドルの拠点となる酒場で、ウェイトレスとして働く。妹弟がおり、その世話をしながら生活している。武器は斧。怪人時、猛牛のときは瞬間的に大打撃を与えることができるヴァルキリーハンマーという異能で様々なものを破壊できる。

ジュール・ノア(背教者)
普段は車椅子で生活している少年。達観しており少し皮肉屋。
怪人時、背教者のときは身体能力が上がるため車椅子は必要ない。武器は杖で異能は地面に影となって潜み移動できるシャドウダイブ。

【その他重要人物等】
アプリリス
アドルたちに怪人としての異能を与えた張本人。
フードを目深に被った義手義足の女性で、今回の舞台となるバルドゥーク地方で昔活躍した聖女ロスヴィータによく似た女性。

ドギ
イース一作目からの相棒、風来坊のドギ様。相変わらずの筋骨隆々ぶりで、今回もアドルを全力でサポートする。
ドギ様素敵すぎ。
アドル並に人徳があり、何故か子供に好かれる。みんなから頼られる兄貴分。

あらすじ
時系列でいうとイース7の舞台であるアルタゴの冒険のあとになっている。今のところ時系列的には1番後。アドル24歳。
特に次に行く場所を決めていなかったアドルとドギ。道中に城壁に囲まれた監獄都市と言われるバルドゥークにたどり着く。
街に入ろうとしたところアドル、何故か逮捕。バルドゥーク監獄に収容される。
そこでアドルは囚人生活を送っていた。逮捕された理由としてはこれまでの数々の冒険において人智を超えた体験をしていていずれも解決してきているため、大国のロムンから目をつけられ、なんなら首謀者なんじゃないかとまで疑われ、捕まった。というわけ。
囚人生活を送る中で、バルドゥークではここ数年【怪人】と呼ばれる者達が世間を騒がせているという噂を聞く。こりゃ面白そうだってなもんで脱獄を決行。
その道中監獄内でアプリリスと名乗る女性に唐突に怪しげな銃弾を打ち込まれるアドル。
次の瞬間には普段のアドルによく似てるが異なる姿となっていた。

その後すぐにアプリリスの力によって周りが異空間に包まれる。
そこには他の怪人と思われる者達がいた。
白猫、鷹、人形、猛牛、背教者、それぞれ異能があるらしいうえに、不本意ながらアプリリスにあることをさせられているらしかった。

それは異空間に現れるラルヴァという生き物からバルドゥークを守ることだった。ラルヴァは実は普段からそこにいて、普通の人間には見えていないらしい。しかし定期的に倒さないといずれ現実世界にも侵食してきてしまうそうだ。
そのためアプリリスはとある理由から選んだメンバーに加え、アドルの底しれない力を見初めて怪人の力を与えた、というわけ。
さらに怪人達はアプリリスから与えられた役目を終えない限り街から出られない【呪い】がかかっているため、いやいやながらも協力している、というわけ。


すべては、書ききれないけどアドルは怪人たちに協力しないと街から出られないし、アプリリスのなぞめいた言動にはなにか理由があると考え持ち前の冒険心で自ら首を突っ込むことになる。

今回バルドゥークでアドルはお尋ね者になっているため、怪人時以外は髪を黒く染め、ストールをまいて変装している。
でもすぐにアドルと気がつくドギが流石です。

今回の物語は基本的にバルドゥークという監獄都市の中で繰り広げられるので8の時みたいな大自然満載!という作品ではないけど、異能が爽快。
特にクレドのハンターグライドで街中滑空するのは楽しい。

今回の大きなテーマは宗教戦争。
バルドゥークでは500年前に起きたグリア地方とブリタイ地方との宗教戦争があってそこでグリア地方を勝利に導き開放したのが聖女ロスヴィータ。
ロスヴィータはその際に魔女として扱われ火炙りになって処刑されていた。

聖女ロスヴィータとアプリリス、そして、怪人に選ばれた人間たち、謎が謎を呼ぶストーリーだけど、8のときのように徐々に謎が深まる感じではなく最初から謎があって、後半で一気にそれらを予想外の形でどんでん返しする、というストーリーになっている。

今回の物語も誰もがなんとなく聞いたことがあるような話だよね。今回のテーマは100年戦争ですね。
ジャンヌ・ダルクを彷彿とさせるロスヴィータの立ち位置や宗教戦争など。
なんとなく想像しやすいテーマなのがイースのいいところ。
ただ、今回は珍しく過去作との関わりもあるストーリにーなっているのでイースの新規ファンではわからない登場人物もいる。
7とか8からしかやってない人だと知らないキャラが出てくるかも。
けど今回の話は最後にゲストキャラが消えたり死んだりってことがなく全員ハッピーになって終わる。

これ、結構イースシリーズでは珍しいんだよね。
今作だと死人らしい死人は味方側にはほぼ居ない。

ストーリーは8にはだいぶ劣るし、後半が駆け足すぎると感じたけどそれでもやっぱり続きが気になる。異能での攻略があるためマップは縦横無尽で、複雑なものが多い。
宝箱とか取り漏らしてるのたくさんありそう。

そしてこれもまたイースシリーズでは珍しいんだけど、ラスボスが小さい!小さいってか普通の人間サイズくらい(最後のポっと出ボスは印象にほとんど残ってないので省略)。

3周目くらいからやたら楽しくなってくるスルメ作品。
マップを見ないで探索するとなお楽しい。

イース10が発売したのを記念してアップしました。