http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091230AT3S2902029122009.html
日本経済にとって2000年代は“縮小の10年”だった。生活実感に近い名目国内総生産(GDP)は10年前に比べて5%減少し、働く人の賃金の総額である雇用者報酬もマイナスに転じた。10年間の鉱工業生産は1990年代に比べ年平均で1.5%低下した。00年代の平均物価は冷蔵庫が17%、洗剤が39%下落するなど「デフレ」も際立った。
エコノミストの予測などによると、09年の名目GDPは473兆円程度になりそうで、1992年の水準を下回る。名目GDPは90年代末の99年と比べると5%の減少。00年代平均では0.5%のマイナスになる。
日本経済にとって2000年代は“縮小の10年”だった。生活実感に近い名目国内総生産(GDP)は10年前に比べて5%減少し、働く人の賃金の総額である雇用者報酬もマイナスに転じた。10年間の鉱工業生産は1990年代に比べ年平均で1.5%低下した。00年代の平均物価は冷蔵庫が17%、洗剤が39%下落するなど「デフレ」も際立った。
エコノミストの予測などによると、09年の名目GDPは473兆円程度になりそうで、1992年の水準を下回る。名目GDPは90年代末の99年と比べると5%の減少。00年代平均では0.5%のマイナスになる。