敬老の日
最近 唄とピアノのボランティアをさせてもらっている福祉施設にて
初試みとして 「朗読」をさせてもらった
いつものメンバー
なっちゃんと なっちゃんママ そしてREO
なっちゃんママは学生の頃 朗読をやっていたらしい
それで 今回 久々にやってみることに
喋り好きのREOも 仲間に入れてもらう♪
図書館で借りた詩集から よさそうな詞を抜粋して7編ほど
読ませてもらう
なっちゃんママとREOが交互に読む間
真ん中の席に座るなっちゃんは
なぜか 「リンダ リンダ~♪」と唄っている
REOが書いた詩ではないれけど 朗読させてもらった詩から ひとつ紹介
おじいちゃんのつえ
私は、おじいちゃんの顔を知らない。
おじいちゃんが大事にしていたつえが残っている。
持つところが少しはげている。
おじいちゃんの手のあとだ。
まんなかにひびがはいり、先がすりへっている。
おじいちゃんを守ってくれたあとだ。
おじいちゃんのねていた部屋のたなに大事においてある。
おばあちゃんはでかける時、手をあわせて、おがむ。
そっとつえをおろして、
「おじいさん、いっしょに出かけますよ。」
と言って、いつも出かけていく。
帰ってくると、ハンカチできれいにふく。
つえを、そっともとの場所にもどす。
おばあちゃんは、このつえがおじいちゃんだと思っている。
おじいちゃんのたんじょう日になると、まくらにつえをおいて、
「おじいさん、とってもいい人だったね。」
「おじいさん、おやすみなさい。」
と、いっていっしょにねる。
しあわせなおじいちゃん。
しあわせなおばあちゃん。