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攻殻機動隊』実写化

2012-11-23 09:21:41 | 日記
松本零士先生が韓国で実写映画化された『キャプテン・ハーロック』に... 松本零士先生が韓国で実写映画化された『キャプテン・ハーロック』について許諾していないと何かともめている昨今、もっとびっくりするニュースが! なんと士郎正宗先生の傑作『攻殻機動隊』がハリウッドで3D実写化されることが決定したそうです. しかも映画化するのはスティーブン・スピルバーグ率いるドリームワークスとあって、映画ファンでもありアニメファンでもある私は今からすごく不安で仕方ありませんよ. スティーブン・スピルバーグは『攻殻機動隊』を「私の好きな物語のひとつ」と言って絶賛し実写映画化に向けて動き出したそうですが、まず何よりも不安な要素としては「3D実写化」ということ. つまりスピルバーグの弟子であるロバート・ゼメキス監督が昨今力を入れている3DCG映像で描こうとしているのではないでしょうか? となるとまた 『ベオウルフ/呪われた勇者』 のような気持ち悪い映像になってしまう危険性が大きいです. アニメファンとしては傑作があのような映像でリメイクされるのは正直許しがたいです. また押井守監督作品のような哲学的世界観をドリームワークスが作れるとは思えないのです. 仮に作る意思があったとしてもアメリカや日本の一般観客が理解できるとは到底思えません. 今でも『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』は一部のアニメファンや映画ファンにしか理解されない難解な作品というイメージを持たれていることも加味すれば、なおのことドリームワークスが哲学的世界観を描くことは少なくなると思うのです. そして一番の難点は主人公がアニメ版の草薙素子のようなにあんな格好をしてくれるのかということ. 多分「3D実写化」の真の理由はここにあると思うのですが、それでも作品の世界観など理解せずに「子供の教育に悪い」とか「いやらしい」とか文句を垂れる輩が多いなか、3DCGでも主人公にあんな格好をさせられるのでしょうか? 案外『ハリー・ポッター』でも使われていた「着用すると透明になれるマント」が登場するなんてことになりそうな気がするのですが、オリジナル作品に敬意を払うならそんなことはやめてほしいものです. 果たしてどんな映像に、そしてどんな映画になるのか・・・. 現段階では製作することが決定しただけということで公開時期は未定だそうです. VANSからシャンブレーパック 深夜らじお@の映画館 は押井守作品も大好きです.