池永萌さんの詩集「灰色の雲」の
イラストとデザインをさせていただきました。
池永萌さんの、
やわらかで、
みずみずしくて、
とらわれない強さを感じる
すてきな詩集です。
「白か黒か、選ばないといけないときがあります。
すぐに選べるときと、一生選べないんじゃないかとおもうほど、迷うときがあります。
結局、どちらかに落ち着くときもあれば、どちらにも落ち着かないときもあります。
だけど、ほんとうは、白でもない、黒でもないと、ぐるぐる考えている、
どうしようもないような灰色の時間のなかに、全てがあるとおもっています。
そういうときにはだいたい空がくもっていて、今にも雨が降りだしそうで、
それから、まるで、私を落ちつかせようとするかのように、言葉がぽろぽろと生まれてきます。
この詩集の多くは、そんな時間のなかで生まれた言葉たち。
灰色の雲は、私の心の風景、そのものです。」
「灰色の雲」おわりの言葉より
*池永萌
イラストとデザインをさせていただきました。
池永萌さんの、
やわらかで、
みずみずしくて、
とらわれない強さを感じる
すてきな詩集です。
「白か黒か、選ばないといけないときがあります。
すぐに選べるときと、一生選べないんじゃないかとおもうほど、迷うときがあります。
結局、どちらかに落ち着くときもあれば、どちらにも落ち着かないときもあります。
だけど、ほんとうは、白でもない、黒でもないと、ぐるぐる考えている、
どうしようもないような灰色の時間のなかに、全てがあるとおもっています。
そういうときにはだいたい空がくもっていて、今にも雨が降りだしそうで、
それから、まるで、私を落ちつかせようとするかのように、言葉がぽろぽろと生まれてきます。
この詩集の多くは、そんな時間のなかで生まれた言葉たち。
灰色の雲は、私の心の風景、そのものです。」
「灰色の雲」おわりの言葉より
*池永萌