【目次】
はじめに
第一章:インテリジェンスが必要だ
第二章:オピニオンは捨てよ
第三章:発信者が不明の情報は捨てよ
第四章:ビッグピクチャーをあてはめよ
第五章:フェアネスチェックの視点を持つ
第六章:発信者を疑うための作法
第七章:情報を健全に疑うためのヒント集
【感想】
どの章も「それはもっともである」と思わせるが この規則を
全てあてはめると マスコミの文章で読めるものがほとんど
無くなってしまうなあ。
特に印象的なのは第二章「オピニオンは捨てよ」
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例: ある新聞記事で熊本 川内原発を一旦停止しないことについて
記載された記事。
やっと再稼働にこぎつけたのに そう簡単に止められるかという意地。
ここで止めたら二度と稼働できなくなるという不安。
危機を乗り切れば日本の原発の安全性が立証できるという期待。
停止を求める声に屈したら負けだという面子。
停止に伴うリスクを負いたくないという自己保身。
先の戦争を止められなかった理由と同じだ。
こうして人災は繰り返されるのである。
という記事があるが 上記5つにつき何一つ事実が示されていない。
この部分は 単なる「空想」と言われても仕方がない。
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政権批判でも こういう論法は多いように感じる。「独裁」等々悪口をたくさん
並べるが 根拠が記載されていない または妄想のような根拠。
例えば 「??キャスターは 安倍政権を批判した」
「??キャスターが今回交代した」
を とくに 根拠もなく 「批判した から 交代した。」
と 続けてしまう。
こういった内容では 仲間内でしか共感を得られないよなあ~。
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