主に歴史の本を読む

歴史だけに限定したら苦しくなったので”主に”をつけた。読書の記録。

43.フェイクニュースの見分け方

2021-10-30 19:01:16 | 社会

【目次】

はじめに

第一章:インテリジェンスが必要だ

第二章:オピニオンは捨てよ

第三章:発信者が不明の情報は捨てよ

第四章:ビッグピクチャーをあてはめよ

第五章:フェアネスチェックの視点を持つ

第六章:発信者を疑うための作法

第七章:情報を健全に疑うためのヒント集

【感想】

どの章も「それはもっともである」と思わせるが この規則を

全てあてはめると マスコミの文章で読めるものがほとんど

無くなってしまうなあ。

 

特に印象的なのは第二章「オピニオンは捨てよ」

 

++++++++++++++++++++++++++++++++++++

例: ある新聞記事で熊本 川内原発を一旦停止しないことについて

 記載された記事。

 

 やっと再稼働にこぎつけたのに そう簡単に止められるかという意地。

 ここで止めたら二度と稼働できなくなるという不安。

 危機を乗り切れば日本の原発の安全性が立証できるという期待。

 停止を求める声に屈したら負けだという面子。

 停止に伴うリスクを負いたくないという自己保身。

 先の戦争を止められなかった理由と同じだ。

 こうして人災は繰り返されるのである。

 

という記事があるが 上記5つにつき何一つ事実が示されていない。

この部分は 単なる「空想」と言われても仕方がない。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++

 政権批判でも こういう論法は多いように感じる。「独裁」等々悪口をたくさん

 並べるが 根拠が記載されていない または妄想のような根拠。

 例えば 「??キャスターは 安倍政権を批判した」

     「??キャスターが今回交代した」

 を とくに 根拠もなく 「批判した から 交代した。」

 と 続けてしまう。

 こういった内容では 仲間内でしか共感を得られないよなあ~。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿