つながり歴史カフェ

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社長VS社員 → マルクスが解決しようとしていた対立

2017-06-13 11:31:24 | 思想・哲学


社長VS社員 → マルクスが解決しようとしていた対立


マルクスは、共産主義がない時代の産業革命が起きたときに

「労働者が1日18時間も過酷な労働を強いられている・・・」

「奴隷のように、こきつかわされている・・」

それを嘆いて、共産主義国家の分配という仕組みの理念を作り出した。

社長さんは、土地や建物を所有している。

だから、それを社員も、土地や建物を一緒に所有しよう。

みんなで共同に使おう。

だから、社長さんは、社員をこき使うことはできないよね、という理論。

そんな出発の想いがあったんだ、マルクスは。

けど、結局は、土地や建物を一緒に所有しよう、ということだけど、

それを管理する人がいる。

その管理する人が、自分の私利私欲だけを考える人だったら?

もちろん、財産を自分のポケットに忍ばせてしまう。

それがエスカレートして、結局は、土地、私財などを管理する人が

権力者になってしまい、

それが、共有、一緒に所有しようという、
平等という理念が崩れ去った原因だった。

というのを分かりやすく説明してくれている。


高校倫理62 マルクス主義 わかりやすく