法科大学院もいずれなくなるんでしょうねぇ。

法科大学院、半数が廃止・募集停止　背景に政府読み誤り

ということらしいです。実は私も法科大学院の卒業生であったりします…。

まぁ、政府の読みなんて、自分の都合に合わせて後付けに過ぎないので、しょせん外圧で法曹改革せざるを得なかっただけで、必要性も本当はなかったんだと思います。

私は法曹になっていませんが、立派にそこそこ給料はもらえる仕事についています。

大学院時代では、学部生のころから、奨学金をもらって勉強している人もたくさんいて、すでに800万円だのと言っていた記憶があります。すぐに合格しても、修習中
やその後の生活費等もあるし、本なども買わないといけないし、試験に合格しても若い、優秀なそして容貌も美男美女が率先して売れていくので、そうでない人はな
かなか就職すらできない。

仮に就職できたとしても、1000万円近くたまった奨学金を抱えて、それを跳ね返すだけの仕事ができるかといえば、そうもいくまい。

本当にもう、自尊心だけが救いの制度になってしまいました。大学院を卒業して、合格していない人はその後はなかなか就職先も見つかりにくいでしょう。
公務員を受けることができる年齢ならともかく、そうでないなら、もう、派遣とか非常勤とかしかなれない場合が多いかと思います。

自己選択の責任とはいえ、本当にそれで人生つぶしてしまうのは残念です。真面目な人が多いですから、法科大学院生は…。私ももちろん真面目でしたよ。

ただ、本当に合格したいという強い気持ちがあったかと言われれば、なかったんだろうなぁと思います。