建設社長の独り言

我が国の電力会社がカルテルを結んでいたがそれは必要悪?

我々国民は税金で養われていると言っても過言ではないし、それを払っているのも我々国民である。それは何故か? それは我々国民が生活するために必要な活動やサービス、建物・・・こういったものを支えるために必要なお金をみんなで出し合っているのが税金だからである。逆説すれば税金が払えなくなれば、即国は破綻してしまうからである。税金を払うためには全ての企業や国民が利益を出せなければ払えなくなる。ならば税金を払うには利益を出す事が必要でもあり使命でもあるのだ。ここでもし電力会社が自由競争の原理において、各自各々自由に価格を設定し、競争の原理に基づいて需要者を奪い合ったら最後どうなるか? 恐らく財務体質の弱い電力会社は破綻し、最終的には一番財政的に強い電力会社だけが生き残る事だろうが、そうなれば自由競争の原理は起こらず、それこそ独占状態となり、カルテルどころではなくなるだろう。そしてそこまで来るに税収は無くなり、国家予算さえ組めなくなりいづれは国は破綻へまっしぐらとなるは必定である。決して私はカルテルや談合を称賛し推奨してる訳ではないが、現実問題として言ってるだけである。決して夢物語でない事だけは確かである。私は建設と不動産の会社を経営してるが、商売柄そのグレーゾーンの真っただ中にあり、非常に辛い商売である。我々建設関係は今はネット時代であり、同業者とのやり取りは全くなくなったが、お陰で税金の払いはダンピング等も有り年々その額は少なくなって来ており、もっと同業者が増えれば赤字経営は覚悟しなければならなくなり、当然に税金の払いは無くなるだろう。それが現実なのである。
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