義兄が入院したためそのお見舞いのため上京した。
3泊4日だったが、ついでに在京連中に有志で同級会を開いてもらった。コロナ禍だったため約3年ぶりだ。初日の夜に開いてもらった同級生に「何でこんな暑い日に来るのよ」と皮肉を言われた。それだけ東京は暑かった!
私にはここ何十年ほどの持病があった。男に似合わない脛の冷え性である。これは言葉に出来ない程辛く苦しいものである。とにかく夏でも両足の脛が氷のように冷たく、非常に苦しく、特に夏の冷房は堪えるものである。特にここ数年の異常気象で今夏は特に堪えた。
都会の建物はどこでも外から建物に入った瞬間に快適な温度効果を感じさせるために低い温度に設定してると思った。その温度設定は私には非常に苦痛だった。普段から会社でのデスクワーク時には足元に暖房機を置いて仕事して来た。これは真夏でも変わらなかった。それほど酷い脛冷え性である。今夏上京時とにかく外は暑いので苦しく時々建物の中に避難した。どの建物に入ってもエアコンが効き過ぎて寒いくらいだった。
思えば我々ガキの頃の夏はこんなに暑いとは感じなかった記憶がある。恐らくこれはエアコンの室内快適温度にするため、室外機が異常に高温熱を吐き出すため、外気温が上昇するためだろうと気づくのにそんなに時間はかからなかった。とにかくデカイ建物の多い東京では尋常でない室外機からの熱い熱風が外気に吐き出され、それによる外気温の温度上昇と言える。見方を変えれば我々人間が個別に快適性を追求した結果の副作用での暑い夏と言えそうだ。