不起訴不当の議決は「起訴相当」の議決とは異なり、検察審査会が再審査して強制的に起訴する仕組みはない。安倍元首相に対する捜査は終結した。
前夜祭は2013~19年に東京都内のホテルで開かれ、会費は5000円だった。会費収入だけではホテルへの支払いが足りず、16~19年分の差額計約708万円を安倍元首相側が補塡(ほてん)した。この差額が有権者への寄付に当たる疑いがあった。
寄付の禁止違反で政治家側を立件するには、有権者側に利益を受けたという認識が必要となる。告発を受けて捜査した特捜部は20年12月、参加者の一部を事情聴取し、利益を受けた認識を立証するのは困難として安倍元首相らを不起訴(容疑不十分)とした。しかし、東京第1検察審査会は21年7月、「一部の参加者の供述で参加者全体の認識を判断するのは不十分」として再捜査を求めた。
再捜査は公訴時効(3年)を迎えていない19年4月開催分が対象となり、特捜部は1度目の捜査では事情聴取しなかった参加者に聴取の範囲を広げた。しかし、「会費に見合う食事の提供はなかった」などと利益を受けたことを否定する供述が相次ぎ、不起訴を覆すのは困難と判断した。
安倍元首相は「厳正な捜査の結果、不起訴と決定されたものと受け止めています」とのコメントを出した。【志村一也、国本愛】
これ『「桜」前夜祭 利益否定の供述相次ぐ 安倍元首相を不起訴、捜査終結』と題した毎日新聞 2021/12/28 19:00の配信記事だ。
こんな事がまかり通れば、誰も不満で税金等納める者等居なくなるだろう!
由々しき問題だ!
最新の画像もっと見る
最近の「政治」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事