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LeftyGuitarist「C T」のReiChieruが愛すべきギターや悲話をご紹介するページ。

Gibson Les Paul 1982 / Leo's Vintage (Cherry Sunburst)left handedⅠ

2023-03-05 17:37:24 | Gibson Les Paul 1982/Leo's Vintage

GibsonLesPaul1982(Leo'sVintage)CherrySunburst        lefthanded

 「アンプラグド」も一時代を築いたように、音楽にもその時代というものはあるような気が致します。今回はLesPaulのお話です。

その昔LesPaul & MerryFord」というユニットに憧れ、「World is Waitin’for the Sunrise」なんて曲を自宅ピンポンで多重録音したりした事懐かしく思い出します。LesPaul(LesterWilliamsPalfus)氏のフレットで指が遊ぶが如くの神業ギターを完コピなど無理な癖に、何度もギターを重ね歌を重ねで(greco でですよ)・・・・後に残るは、かなり劣化したサウンドなんですが、これが結構ラジオからの音のようで悦に入ったりしていました。当時大した機材も手元にはなくあのリヴァーブ感を出そうと自宅お風呂場でラジカセ持込の録り・・それにしても今思うと“感じ”を出す為とはいえ随分と無謀なことをしていたものですね。そのLesPaul氏が生んだギターは、その後氏のJazzyなサウンドとはかなり異なるジャンルのアーティスト達の手で有名になったのも、興味深いことです。
そもそもLesPaul生みの親であるLesPaulパパのクリアー・サウンドを知らずしてのフリークさんのほうが近年必ずや多い筈ですもの。親の心子知らず??(笑)・・いえいえ

*Tower Of Power のBruceConte氏はLesPaul愛用で超絶FunkyRythumGuitarですし、LarryCarlton氏もLesPaulをメイン使用時代にJazzyなPlayを沢山残してらっしゃいますので、使用アーティストの傾向は一概に言えません事付記致します

氏の名を冠したLesPaul Gold Top をGibson社が発表したのは1952年
偉大なギターはその後あちらこちらで進化しつつ一人歩きをするのですね。

   
参考)LesPaul氏の神業プレイ はトリビュートLesPaul&Friends」でご覧頂けます。LesPaul(Gibson)をこよなく愛するアーティスト達が彼を称えて駆けつけ同じステージで彼に捧げる一曲を演奏しています。ご興味があったらぜひご覧下さいね。*我が家にあるのはVTRですので廃盤になっていたら探して頂くしかなくて確認甘く申し訳ありません

↑奥に見えるのがお喋りも?!ギターも天才の仲さん

実はそのパパのサウンドは慈しみながら、どうしても違うサウンドの為にこのギターを弾きたくなってしまった一人が、このわたくしです。このギターを手にする数年前、スライドギターに凝りに凝った時期がありました。ドブロスタイルのnonエレクトリックから入り、ライ・クーダーstyle有、ボブ・ブロウズマンstyle有、様々な曲を演る中にはやはり王道Duane氏の名演StatesBoro Bluesも。Duane氏はSG、LesPaul(共にハンバッキング)でのスライドプレイが多く残っておりますね。Lespaulのハンバッキングのあのサウンドはスライドギターにはもってこいで、ローウェル・ジョージ氏や敬愛するライ・クーダー氏などが愛用のシングルコイル、ストラトサウンドとはまた異なる深く温かみのある「くっ!とクル」艶サウンドはBluesでもかなりDeepな味を醸し出しますね。

ご存知のとおりAllmanBrothersBandは夏になれば「あず~い!」をとおり越した熱気のAtlantaで生まれたBandです。そのサウンドはDuaneを柱に構築され彼の紡ぐギターの音色にも大きく関係したと考えます。当然ですがこの当時の方達が使っていた楽器はヴィンテージでも何でもないのですよね。当時のUsedを探せば行き当たったモノかと想像致します。かのGibson社・Fender社でも今や垂涎のモデルを排出した50年代末~60年代初頭のこの頃はまだ、試行錯誤のものも多々で、P-90のPickUpマウントから更に5年後の57年になりPAF(PatentAppliedForの略)のPickUpが登場となるのですから。結局68年頃までその試行錯誤は続きます。特にこの辺のお話は日本のDickyBetsご自身アーティストである「Nancy」の岸田さんが詳しく、名古屋・渋谷NANCY」さんに行けば岸田さん仲さんが親切にお話して下さることと思います。(ギター好きな方はギターのお話になるとキリがなくて、しかしそれだけで幸せというお顔をなさる方を沢山存知上げております、NoGuitar,NoLifeでしょうか)


さて 次回はいよいよLeftyのお話に つづく .......

   by  Chieru

 

 



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