RAZIKURA通信 電子版

30男の30男による30男のためのラジコン愛好会「ラジコン倶楽部(略称RAZIKURA)」の活動記録。文句あっか!?

第六回走行会報告『ラジコン殺しを超えて~ラジ倶楽飛行隊の一番長い日~』

2006-07-05 11:58:50 | 活動レポート
←初の動画アップ!
タムギアの大ジャンプを
決死の覚悟で撮影。
横向いてますが…。








2006年7月1日。

原ジャイアンツの連敗が10で止まったこの日、一つの連勝記録が更新された。

それは何を隠そう、当ラジコン倶楽部の走行会実施記録である。

走行会を計画するたびに天気予報は「雨」。
毎回の天気予報の降水確率を平均すれば、軽く50%を超えている。

そんな過酷な状況下で、一度も中止することなく走行会を実施し続けていることは、もはや天気VSラジ倶楽の戦いにおける連勝記録と呼んでも差し支えないのではあるまいか。

つまり我々は“大自然”という人間の手ではままならないとされる怪物を相手に、6連勝を飾っているのである。

6勝目となる今回などは、過去最高に厳しい戦いであった。

なにせ前日までの降水確率、60%。
梅雨のまっさかりでもあり、一週間続くという長雨の中日にあたる日でもあった。
普通に考えれば「中止」が妥当であろう。

しかし、奇跡は6たび起こった。

当日の朝、インターネットで開催地である岐阜県の降水確率をチェックすると、驚くべき数字が現れた。

0時~6時=80%
6時~12時=80%
12時~18時=20%
18時~24時=60%

え!? マジ?
走行会予定時刻と重なる12時~18時だけ、降水確率20%?

か、神様!! ラジコンの神様ぁ!!!!


というわけで、曇天模様のなか無事に決行された第六回走行会の模様を以下にレポートする。


登場!! 脅威の進化を遂げた
カワモト隊員のタムギアフロッグ!



今回の走行会、行われたのは岐阜県川島町にある聖地・かさだ広場。

パラパラと残る雨を避け、まずは屋根付きのベンチスペースに本拠を構える。
さすがにこの予報だけあって、広場は人もまばら。
まさに絶好のラジコンスポットと化している。

と、さっそく走り出すカワモト隊員のタムテックギア・マイティフロッグ。
この「すぐ走る」が、タムギアの最大の魅力であろう。

その証拠にリーダー・ハヤトのミニインファーノは、足周りのトラブルで走り出すまでに軽く15分を要したのである。

まぁ普段のメンテナンスの差でもあるのだが…。

ところでカワモト隊員のタムギアフロッグが実にすばらしい進化を遂げているのでここで紹介したい。

最大の進化はモーターの交換。

サイズが同じミニジーラのモーターに載せ換えているのだが、これが大正解。
車重の軽いタムギアには十分すぎるパワーで、トップスピードの早さはプロポの設定で抑え気味にしなければいけないほど。

そしてココで紹介されてた方法を使って、タイヤを1/10のものに換装。
タイヤ径の大幅アップにより、走破力、加速性ともに飛躍的に性能を伸ばしているのだ。

その性能は、4WD&モーターサイズが若干大きい&インテレクトバッテリーというミニインファーノでも、直線で引き離されるほどであった。

いいとこないな、ミニインファ!

そんなカワモト隊員の愛機に刺激され、リーダー・ハヤトはミニインファーノをオガワ隊員(ラジコン未所持)に預け、新車・MINI-LSTのシェイクダウンを決意する。

ウチワダ隊員&イマイ訓練生が和気あいあいとラジコンを楽しんでいる横で、男のプライドを賭けた熾烈なパフォーマンス合戦が繰り広げられていたのであった!


ついに“ラジコン殺し”超え!
ラジ倶楽の戦いは新たな領域へ!!



パフォーマンスで忘れてはいけないのは、恐怖のジャンプ台“ラジコン殺し”。

過去にイシハラ隊員のサンダードラゴン、リーダー・ハヤトのランチボックスなどを次々と再起不能にした悪魔の丘である。

“ラジコン殺し”をカンペキに飛ぶこと。

それこそが最近のラジ倶楽走行会の最大テーマなのである。

そしていよいよカワモト・チビガエル VS ハヤト・MKSTのパフォーマンス合戦の火ぶたが切って落とされた。

まずはカワモトガエル号のチャレンジ。

カワモト隊員、朝練の成果を見せ素晴らしいスピードでジャンプ台に侵入。

ジャーーーーーンプ!!

スタッ!!

え?

スタッ!?

なんですと?

なんと驚いたことに、これまで難攻不落を誇ってきた“ラジコン殺し”、カワモト隊員のタムギアマイティフロッグ改の前にあっさり、実にあっさり陥落!

さらにはその後にチャレンジしたリーダー・ハヤトのMINI-LSTも難なく着地を決め、“ラジコン殺し”は今までの被害が嘘のような“ただのジャンプ台”と化したのである。

(自分でも飛んだくせに)これに業を煮やした“ラジコン殺し”オーナーのリーダー・ハヤトは、メンテナンス台にしていたスチロール製のブロックを“ラジコン殺し”の踏み切り側に「タテ置き」するという暴挙に。

これによって飛び出し角度は約13度アップ。

ここに飛び出し角度55度を誇る“ラジコン殺し”の真の姿が現された。


しかし…。


この大作RPGのラスボスばりの二段変身を遂げた“真・ラジコン殺し”でさえ、タムギアフロッグ、MINI-LSTとも軽々と超えて行くではないか!!!

むしろその飛び出し角度を利用するかのように、遠く、高く美しいジャンプを見せるタムギアフロッグの姿は美しくすらあった。

この時点で“真・ラジコン殺し”はもはや、タムギアフロッグの引き立て役でしかなかったのである。

長かったラジ倶楽隊員と“ラジコン殺し”の戦いは、「ラジコン倶楽部の完全勝利」という形でここに終結した。

しかし、このことが新たな戦いの序章であることに、まだ誰も気付いてはいなかった…。

(記述者:ハヤト)

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1 コメント

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Unknown (ウッチ)
2006-07-06 23:31:48
>新たな戦いの序章であることに、まだ誰も気付いてはいなかった…。



いえいえいえ、私は気づいてますよ。

ただ、その先手は打ってますけどね…。

今週末が待ち遠しい~。

次回走行は何時ですか?

それも待ち遠しい~。

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