雨の降る白川郷から早朝、バスで高山に向かう。
高山の古い町並みは京都を偲ばせる風情があって懐かしく、美しい。
三町伝統的建造物群保存地区みやげ屋さんだったかな？
産婦人科の字に味があるデジカメは黒が苦手、曇りの方が綺麗に取れる
江戸時代のお役所「高山陣屋」1692年徳川幕府は飛騨を幕府直轄領とした。
以来、明治維新まで176年間に25代の代官・郡代が江戸から派遣され、
行政・財政・警察などの政務をここで行った。
全国にただ一つ現存する徳川幕府郡代役所を保存するため、
復元修理に20億円費やした。 （そんなにかかってるようにはみえないな）
全体的にかなり質素な印象
吟味所と呼ばれる尋問を行った場所には、大きな石板などの拷問道具が
あったけど、写真に取る気にはなれなかった。
昔の台所はみんな土間だった子供のころ夏休みに瀬戸内海を渡ってよくいった祖母の田舎の大きなお家も、
とても長い土間玄関の突きあたりに台所があったのを懐かしく思い出した。
私が見たのはすでにプロパンガスだったけど、叔母が子供の頃は
まだこんな蒔炊きだったらしい。
出格子がきれいな日下部民芸館重要文化財指定の町屋造。
御用商人・両替商として栄えた日下部家は明治の大火で焼けてしまい、
明治12年に現在の家が建てられた。 飛騨の名工が全技量を傾注したというだけ
あって、太い柱、梁と束柱は見応えがある。
陣屋と比べると面白く生活感がある
玄関を入ったところ二階と吹抜けになった造りが新鮮
2階や土蔵には髪飾り、陶磁器や漆器、家具など、さすが豪商
と思える調度品が展示されていた。
この箪笥
まさにこんなの探してるの～箪笥をトンと閉めたときにカチャカチャいうあの金具の音が好き。
子供の頃いっしょに住んでいた祖母の部屋を思い出すから。
もう何年も探している古い和箪笥は中々思うものが見つからない。
三町筋近くに古道具屋というのが2件ほどあったので覗いてみたが、
いいなと思うものは大きすぎ、丁度いい大きさのものは造作が気にいらない。
飛騨は昔から良質の木が採れることから、名工も多くいたというんで
ちょっと期待してたんだけど、飛騨とは縁がなかったということか。
高山ではベストウエスタンホテルに宿泊した。
まあ可もなく不可もなく、チェーンホテルは旅館と違ってアタリハズレがないのはいい。
p.s. 金曜から4日間で7つ目のアップ！ 新記録で～す
あの本には「大平」という地名が冒頭の地図に登場するので、妙に親近感を持った記憶があります。多分「おおひら」と読むのだと思いますが。
夜明け前って島崎藤村でしたっけ？
そして私の苗字が「おおだいら」なのです。
若干唐突でしたね。すみません。
和箪笥は、海外にも結構流通しているように思います。ベイルートに行ったときには、かなりいい和箪笥があって驚きました。
そういや大平首相っていましたし、よく読み間違えられて面倒じゃないですか？
外人がお洒落に和ダンスをインテリアにしていて、改めて日本人が良さを認めたってことでしょうか。
いいものはもう出尽くして、中々見つかりません。穴場は海外かも？
というのは私は子供の時から古民家好きですから。
楽しい記憶がたくさんあるからでしょうか。だから東京のマンションも和室があるタイプを選びました。
別荘というかセカンドハウスとして持ちたいなぁって思います。こんなサイトもあります。http://www.furusatokikaku.net/
また久々にみてみたいな。