ravanelli-vintage

僕の踵はなかなか減らない

BERMUDA

2013-10-22 20:47:42 | NIKE
BERMUDA
1979-1980 Made in U.S.A

ナイロン、メッシュ、スエードの3つのマテリアルを組み合わせた特徴的なアッパーデザイン、シューレースホールを均一でなく配置し締め付けの圧力を自分好みに調整することを目的としたヴァリュアブル・ワイズシステムの採用、タコの吸盤の様なオクトパスソールなど、これまでのNIKEシューズとは一線を画すこのシューズは、明らかに1980年以降の技術革新へ向けたプロトタイプともいうべき一足です。
しつこいですがこのカラーリングは私のツボでもあり、デザインとしても大変お気に入りの一足ではありますが、一般的にもビンテージNIKEの基準としてタンにオレンジスウォッシュが採用されているか単色タグかをポイントにされている方も多いようですので、そういった意味でも人気の高いシューズではないかと思います。
個人的な意見として、単色タグのモデルではありますが私をこの道に導くきっかけとなった1980年発表のINTERNATIONALISTがスニーカーデザインの完成型だと考えており、BERMUDAはそこに到達するための非常に重要なモデルとして捉えています。

…と、分かったような事を書きましたが、単純に格好いいですよね。




FRANCHISE(VIRGINIA)

2013-10-22 19:20:31 | NIKE
FRANCHISE(VIRGINIA)
1976-1982 Made in Japan

ナイロンメッシュのアッパーにスティングにも採用されたDリング、アメゴム製の独自パターンのアウトソール、ビニール製のタンなど、非常に特徴的なスペックを備えたシューズで、デッドであればこのカラーリングは私にとってとても魅力的な一足です。デッドであれば…。
こちらはNIKEとしては珍しく改名が行われた一足としても有名なのですが、廉価版シューズの位置付けにあったこのシューズは後に販売されたバスケットシューズにフランチャイズの名称を明け渡してアメリカでの販売を終了し、日本企画でのみバージニアとして継続販売されました。
画像の物はその日本企画版バージニアですが、初期フランチャイズはタンのロゴが筆記体でプリントされています。

20数年前、私がまだ少年期にかの雑誌Boonでとあるコレクターの方がこちらのデッドストック?をお気に入りの一足として写真で紹介されていたのを見たのがこの靴を知ったきっかけでしたが、このカラーリングに憧れ、同カラーパターンのレディースロードランナーを頑張って履いていた事が懐かしく思い出されます。

INTERVALLE

2013-10-08 22:52:03 | NIKE
INTERVALLE
1978-1979 Made in Japan

ちゃんと書きますね、そのうち…。


NOVAやCANAD QUICK 4といった革製スパイクとほぼ同時期に発表された日本製ナイロンアッパーの長距離用スパイクシューズがこちらのINTERVALLEです。
昔ながらの皮革製スパイクに比べ、軽さ、耐久性、価格の面で非常に優れた新しいナイロン製のスパイクは、当然高い評価を受けました。
最初期のINTERVALLEは1970年代初頭から作られていたようなので、スプリント競技用のナイロン製スパイクのAMERICAS同様非常に販売期間が長く、それだけ長きにわたって一定の存在意義を示してきました。
紺色という事で、一応は所有していますがスパイクですので履きません。ただこちらのモデル、箱が大変特徴的でいわゆる蓋がなく、段ボール箱の底のようにはめ込んで閉じるような仕様となっていて面白いです。
箱もどこかにあるはずなので、見つけたら後から画像追加します。

ELITE

2013-10-08 22:45:24 | NIKE
ELITE
1977-1981 Made in U.S.A

綺麗ではないですが、こちらも念のため…。改めて書き直しで…。


1977年発売のこちらのELITE、当時の最先端技術を搭載したまさにNIKEの旗艦モデルとして爆発的なセールスを記録したシューズです。ゆえに、探せばまだまだ見つけられる一足ではないでしょうか。
軽くクッション性に優れた快適なこのモデルは多くのランナーに支持され、多彩なカラーバリエーションのSMUモデルが存在する事でも知られています。
インラインとしては画像の青いボディに蛍光色の様な黄色のスウォッシュの仕様のみで、アメリカ製と韓国製が存在します。
1978年からは日本国内において日本企画のエリートが販売されましたが、足型や作りは独自のものとなっており、また、同カラーとは別にミッドソールの色も特徴的な何とも言えないカラーリング(ベージュ?アイボリー?グレー?)が同時に展開され、こちらはその希少性からも現在比較的高値で取引されています。と言ってもいいサイズ、状態の物は正直ほとんど出てこないのが現状ですが。

当時の最先端機種もアメリカ製はタンやアッパー内部の劣化が起こってしまうため大変残念です。

BLAZER HI-TOP SUEDE BLUE

2013-10-08 22:18:17 | NIKE
BLAZER
1974-1977 Made in Taiwan

NIKEの青シリーズの中でもまだ記事にしていなかったモデルがいくつかあったので、とりあえず載っけておきます。
コメントは時間を見つけて書き直します…。

目に余る放置状態、失礼いたしました。
基本的にランニングシューズ好きな私ですが、やはりこうして見ると素晴らしいモデルです。
こちらのBLAZERですが、最初期の日本製は1972年に販売が開始されました。名前の由来はNIKEのお膝元であるオレゴン州のポートランドに本拠地を置く米プロバスケットボールNBAのPortland Trail Blazers(『道を切り拓く者たち』の意)からきています。
カラーバリエーションはインラインではこちらのネイビーブルーの他に、最初期のみの淡い青と、赤、緑の4色で展開されました。
ただ、有識者の方々の話をうかがう限りでは、やはり吃驚する様なカラーバリエーションも存在するようです。是非見てみたい。
青好きとしては是非とも淡いブルーのモデルを入手したいところですが、まあいろんな意味で難しいですね(笑)
それにしてもこの鮮やかなスエードの発色と質感、かなり大きく主張の強いスウォッシュ、全体のシルエットの美しさはビンテージならではで、シンプルですが非常に完成されたお気に入りの一足です。