無線技士の仕事を志した。
専門職の道を志した。
だから、今日ブログを開設した。
「一級陸上特殊無線技士」の免許は学生時代に既に取得している。
履歴を書く。
自分は新卒で就職した会社を、やむにやまれぬ事情で退職した。
その後は、一年間フリーターをした。
仕事を掛け持ちし、生活のため睡眠時間を削って働き続けた。
その中で、「医薬品登録販売者」の受験資格を取得した。
この資格は、薬剤師免許の下位に位置し、小売業の現場において特定範囲の医薬品を販売する際、必置資格となる。
受験資格を満たすことで初めて受験できるため、新規参入がやや厳しく、雇用が安定している。
しかし、正規雇用は殆ど無く、薬剤師等の上位資格取得への道も開けていない。
合格すれば「人生の保険」として有効だろう。
しかし、まだ若いこの自分が、この資格に頼り切っていては、展望が無いのだ。
そこで、一旦薬判業を離れた。
そして、既に保有している無線技士免許に注目した。
一級陸上特殊無線技士の上位には、二級、一級の陸上無線技術士の資格が存在し、上位資格への道がある。
また専門職派遣として、業務経験を積むチャンスを得られる可能性がある。
消防設備士やボイラー技士等は、そういったチャンスが無く、数少ない正社員枠を経験者が独占している。
それに比べて一級陸上特殊無線技士は、門戸が開かれているように思う。
この免許を取るのは、知識の無い文系の自分にとっては大変な労苦だった。
如何にして合格にこぎつけられたかは、よく分からない。
ただ、とにかく時間と神経を削り続けた。
当時の志望業界は、二級陸上特殊無線技士でも充分だったのに、無線の勉強にのめり込んで一級を狙うようになった。
苦しいながらも、毎日が充実していた。
頭に円形脱毛ができ、テキストは昭和時代の古本のようにボロボロになり、部屋はプリントアウトした過去問で埋め尽くされた。
国家試験では、最後の最後まで、何度も何度も答案を見直した。
そうしてやっと得られた一級。
皮肉にも、新卒で就職した会社では、二級の範囲すら使うことは無かった。
当然、単純労働をこなすフリーター時代では活かせる筈も無い。
専門性とは無縁の、学生や主婦に混じって働く毎日。
同年代、さらには年下の正社員も見てきた。
情けなかった。
惨めだった。
最底辺を這い回り、知識も技能も身に付かず、ただ疲れるだけで日々を潰して行く。
自分と同じ大学を出た人は、今頃どうしているだろうか?
後から入ってきた正社員は、いい年して学生と同じ時給で働くフリーターの自分をどう見ているだろうか?収入の差は?
そんな事ばかり考えて、焦りが増していく。
「準無職」とも言うべき、情けないフリーター生活をしていく中で、無線技士を志す気持ちが湧き上がった。
専門職を志す気持ちが湧き上がった。
免許に被った埃を払い、有資格者としての誇りを持とうと思った。
人生の保険、ホームレス回避のための「登録販売者」の受験資格。これを得るために、一年間だけは我慢した。
だが、もうそんな生活は終わりにした。
国家は、今も自分を「第一級陸上特殊無線技士」免許所持者として登録している。
業務経験はまだ無くとも、免許者としての自覚を持とう。
そして、長い長い道を歩み出そう。
そんな気持ちで、最初の記事を締めたい。
専門職の道を志した。
だから、今日ブログを開設した。
「一級陸上特殊無線技士」の免許は学生時代に既に取得している。
履歴を書く。
自分は新卒で就職した会社を、やむにやまれぬ事情で退職した。
その後は、一年間フリーターをした。
仕事を掛け持ちし、生活のため睡眠時間を削って働き続けた。
その中で、「医薬品登録販売者」の受験資格を取得した。
この資格は、薬剤師免許の下位に位置し、小売業の現場において特定範囲の医薬品を販売する際、必置資格となる。
受験資格を満たすことで初めて受験できるため、新規参入がやや厳しく、雇用が安定している。
しかし、正規雇用は殆ど無く、薬剤師等の上位資格取得への道も開けていない。
合格すれば「人生の保険」として有効だろう。
しかし、まだ若いこの自分が、この資格に頼り切っていては、展望が無いのだ。
そこで、一旦薬判業を離れた。
そして、既に保有している無線技士免許に注目した。
一級陸上特殊無線技士の上位には、二級、一級の陸上無線技術士の資格が存在し、上位資格への道がある。
また専門職派遣として、業務経験を積むチャンスを得られる可能性がある。
消防設備士やボイラー技士等は、そういったチャンスが無く、数少ない正社員枠を経験者が独占している。
それに比べて一級陸上特殊無線技士は、門戸が開かれているように思う。
この免許を取るのは、知識の無い文系の自分にとっては大変な労苦だった。
如何にして合格にこぎつけられたかは、よく分からない。
ただ、とにかく時間と神経を削り続けた。
当時の志望業界は、二級陸上特殊無線技士でも充分だったのに、無線の勉強にのめり込んで一級を狙うようになった。
苦しいながらも、毎日が充実していた。
頭に円形脱毛ができ、テキストは昭和時代の古本のようにボロボロになり、部屋はプリントアウトした過去問で埋め尽くされた。
国家試験では、最後の最後まで、何度も何度も答案を見直した。
そうしてやっと得られた一級。
皮肉にも、新卒で就職した会社では、二級の範囲すら使うことは無かった。
当然、単純労働をこなすフリーター時代では活かせる筈も無い。
専門性とは無縁の、学生や主婦に混じって働く毎日。
同年代、さらには年下の正社員も見てきた。
情けなかった。
惨めだった。
最底辺を這い回り、知識も技能も身に付かず、ただ疲れるだけで日々を潰して行く。
自分と同じ大学を出た人は、今頃どうしているだろうか?
後から入ってきた正社員は、いい年して学生と同じ時給で働くフリーターの自分をどう見ているだろうか?収入の差は?
そんな事ばかり考えて、焦りが増していく。
「準無職」とも言うべき、情けないフリーター生活をしていく中で、無線技士を志す気持ちが湧き上がった。
専門職を志す気持ちが湧き上がった。
免許に被った埃を払い、有資格者としての誇りを持とうと思った。
人生の保険、ホームレス回避のための「登録販売者」の受験資格。これを得るために、一年間だけは我慢した。
だが、もうそんな生活は終わりにした。
国家は、今も自分を「第一級陸上特殊無線技士」免許所持者として登録している。
業務経験はまだ無くとも、免許者としての自覚を持とう。
そして、長い長い道を歩み出そう。
そんな気持ちで、最初の記事を締めたい。