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ターミネーター』

2012-11-18 05:45:42 | 日記
まさにアーノルド・シュワルツェネッガーのためにあるような映画. 銃弾を弾くよう... まさにアーノルド・シュワルツェネッガーのためにあるような映画. 銃弾を弾くようなあの鍛え上げられた肉体と何も語らない強面の無表情でゆっくりと迫ってくる怖さは、まさに彼にしか出せない魅力だと思います. 一般的にはどうしても続編の『T2』の優しきターミネーターのイメージが先行していますが、この第1作目のターミネーターは映画史に残る悪役としても実は有名だったりするんですよね. あの有名な音楽とシュワルツェネッガーの迫力がとにかくインパクトのあるこの映画. でもその音楽とターミネーターの魅力を最大限引き出しているのは間違いなく、ヲタク監督ジェームズ・キャメロンが作り出したこの先見の明のある脚本なんですよね. この映画が公開された翌年に登場した『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でもそうでしたが、基本的に現在を守るために過去を変えることは禁物という考え方がSFでも主流. でもこの映画はそんな定説を「未来を変えるために過去を変える」というアイデアに巧く摩り替えているところがとても斬新だと思います. ですから「過去」と「現在」を対比している『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などの作品に対して、この映画は「現在という未来から見れば過去」と「未来」を対比した設定. 微妙な違いではありますが、これがこの作品の世界観なんだと思うのです. TSG特集: トッドジョーダンナイキSBの またアクション作品としてもアメリカ正義の代名詞である銃が効かない相手にいかにして戦うかというのも、これまた面白い設定です. 宇宙人にも銃は有効なのに、未来の人類が作りだした機械には銃が効かない. ナイキ スパイク ある意味進化していく文明に対する皮肉にも思えるところもヲタク監督のジェームズ・キャメロンだからの着眼点だと思います. そしてこれだけ未来を見た脚本でありながら、人間の皮が剥がれて骸骨型機械がむき出しになったターミネーターが上半身だけでサラ・コナーに近づいてくるあのシーンは、ある意味ゾンビ映画そのものなんでしょうね. ストーリー自体が未来と過去を見たものであるように、映画も未来を見ながら過去の映画へのオマージュもあるこの面白さ. 本当にこの広い視野で作られた脚本ですよ. てな訳で声優の田村ゆかりさんを始め世間一般では何かとアーノルド・シュワルツェネッガーばかりに注目が集まっているこの映画ですが、実はジェームズ・キャメロンだからこその魅力が満載の傑作だということを、改めて訴えたくなる映画でした. 深夜らじお@の映画館 は未来人と聞けば朝比奈みくるを、宇宙人と聞けば長門有希を連想してしまいす.

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