国際サッカー連盟(FIFA)は12日、2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の各大陸予選の結果などを反映した最新世界ランキングを発表した。ブラジルは前回9位から1ランク上げて8位だった。同日付フォーリャ紙(ウェブ版)が報じた。
世界1位は前回同様スペインだったほか、アルゼンチンが前回4位から2位に上昇し、ドイツが3位に後退した。さらにイタリアが4位に上がったため、前回3位のコロンビアは5位に転落した。
また、W杯南米予選で5位に低迷しているウルグアイは5ランクアップして7位となっている。さらに9月の国際親善試合で2連勝したブラジルが8位に続き、10年W杯南アフリカ大会で準優勝したオランダは4ランク落として9位となった。
FIFAランキングは、W杯予選が免除されて公式戦がないブラジルにとっては不利な算出方法となっている。1試合当たりの獲得ポイントは、試合結果(勝ち、引き分け、負け)、試合の重要度(親善試合、大陸選手権、W杯予選及び本戦)、対戦相手の世界ランキング及び大陸連盟間の強さ(欧州と南米は最も高い定数が割り当てられる)の4要素から決定される。
なお、FIFAランキングでは過去4年間の試合結果も考慮に入れられているが、直近1年ごとに獲得したポイントの割合はそれぞれ100%、50%、30%、20%と緩やかに減少して算出されている。
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