男性が「アイツ」と呼ぶのは、ミュージシャン?原田真二(55)。若くして「ロック御三家」の名声を手に入れた原田だが、その名前がふたたび取り沙汰されたのは松田聖子(51)との“熱愛”だった。
「実は、聖子は中学時代から原田のファンでした。2000年以後、聖子のアプローチにより原田が曲のプロデュースを担当。ツアーにも原田が同行し、公私ともに一時期は蜜月関係にありました」(芸能関係者)
そんな原田を告発するのが冒頭の男性だ。広島で会社を経営し、市立舟入高では原田の先輩にあたる。
「もともと同じ軽音楽部の出身。そんな縁で若い頃から応援していたが、今から3年ほど前、原田が『銀行のブラックリストに名前が載ってしまったので、助けてくれませんか』と言ってきたんです。それで1000万円ほど用立ててやったのだが、すぐにその金は返ってきニューバランス996た。そういうことが2~3回あって返済能力があると信用してしもたんじゃ」
その後、男性は数回に分けて原田に金を貸し、その額は計4000万円に達したという。原田が持参した借用書には「平成23年10月31日までに一括返済」と記載されているが、現在までに一切返済はないという。
「ある時は『東京電力が所有しているリクルートの未公開株300万株の売買が成立すれば、その手数料が入るから返済できます』という。やがてその話は立ち消えになり、今度は『500億円の投資ファンドの運用報酬で6000万円が入る』と。ある時は『金を1トン輸入する』。もうワシを馬鹿にしておるのか、と。現在、民事訴訟の準備を進めています」(同前)
実は、原田の借金トラブルはこれだけではない。知人が明かす。
「私が分かっている範囲でも、債権者は約30人。借金の総額は計3億円以上になります。約3年前、大阪市内に住む元ファンの女性に7000万円を借りましたが、その女性が返済を求めて大阪地裁に提訴。結局、『13年12月31日までに3000万円を返済する』という条件で和解しましたが、彼は一銭も返していないんです」
今、原田が力を注ぐ被災地支援への疑惑もある。
「震災後、原田が主宰するNPO法人は日本赤十字社に寄付するという名目で募金活動を行ってきました。震災から12年3月までの1年間で約800万円が集まったと発表していますが、赤十字の受領書なんて存在しません。一度問い詰めると『結局、赤十字に寄付しても被災地だけじゃなく、フィリピンに流れたりもするから意味がない』と言い訳をしていましたが、実際は『自分の活動費に使ってます』というんです」(同前)
原田に取材を申し込むと次のように回答した。
「(4000万円の借金は)融資額は3分の2くらいですが、返済に時間がかかっているため、お詫びとして大きくご用意することにしておりますので、実際の額よりはるかに大きく言われているのだと思います。
(総額約3億円の借金については)通常の借り入れ、金融機関、法人などで返済中です。金額も違います。(3000万円返済の約束は)金額も違いますし、和解しているので、回答は控えます。(被災地支援については)募金の一部は、他の法人を通じて赤十字に寄付されていますニューバランス1400。その他は預からせていただいており、赤十字を含め必要な場所を精査して、金額がまとまったところで寄付します」
震災の年、故郷から「広島市民賞」を授与されている原田。だが、その名声はあまりに虚しく響く。