無事に夏期講習が終わりました。

先日、某大手学習塾の講師のお声をかけて頂き、高校入試数学対策として、中学3年生の子達(15名中11名が女子生徒さんでした。)に夏期講習をしてきました。
また、高校1年生の理系志望の男の子二人にも、数学１とAを講義させて貰いました。

このコロナ禍の中で、中止も危惧されましたが、何とか無事に行うことが出来ました。

もちろん、我々講師にもPCR検査があり、陰性の人しか行うことが出来ません。

ところで、皆さんは、この「PCR」って何の略だかご存じですか？

また、日本では「コロナ」としか言いませんが、元々、コロナとは、太陽の表面から2000kmほど上空にある大気層のことで、100万℃以上もある高温のガスです。

だから、正式には「COVID-19」と言います。

「coronavirus disease 2019」の事で、なぜ2019かと言うと、2019年には報告されていたからです。

もちろん、形状が太陽コロナに似ているからです。

そして、この症状を起こすウイルスには「SARS-CoV-2」と言う名前が付けられています。

そうです。

SARSの一つらしいのです。

世界中がSARSの被害に遭って苦しんでいたときに、日本に患者がいなかったために、国も厚労省も製薬会社も対岸の火事とばかり、何も準備してこなかったので、結局、ワクチンも治療薬も作れず、外国製のものに頼らざるを得なかったのです。

そうそう、PCRの元々の言葉については、まだ説明していなかったですね。

それは、「ポリメラーゼ連鎖反応」（Polymerase Chain Reaction）の略でウイルス等の遺伝子（DNA：デオキシリボ核酸）を増幅させて検出する技術です。

要するに、ほんの少しの量を基にして、その詳細を研究するに十分な量にまで増幅することです。

だから、増幅されるまでに少し時間がかかるのです。

この検査は色々な所で使われていて、がん検査でも利用されてきたようです。

ほんの少しのサンプルから、がん特有の反応を早期に発見するものとして有効だそうです。

今回は、本題に入る前に豆知識をお届けしました。

そのときの様子についてはまた次回にお送りする予定ですが、特に反響が無ければ何もしませんが・・・。

休校で学習が不安な人達の為に

休校で学習が不安な人達の為の「春季レッスン」を行います。

　現在、全国の小中高が休校になっています。　

　特に、4月から中学生になる小学校の卒業生達は、間もなく算数から数学へと、学習内容が大きく深化・進化していきます。
　特に春休みは、宿題も無く、この期間をどう過ごしたかで、後々、大きな差となってしまいます。
　
　家の中で、ゲーム三昧の１ヶ月にしてしまうのか、小学校算数の復習と中学数学の基本を身に付ける時期にするかは、今の過ごし方次第で決まります。

　東京２３区にお住まいの子どもさんに、数学を教えます。
　施設等を借りているわけでは無いので、施設設備費、使用料も一切かかりません。

　それに、個人塾で多いのですが、個室などの狭い空間の中で、教えると、所謂「接触感染」が心配ですが、それらよりは、開けた場所で、じっくりと学習の手助けを行います。
　
　まずは30分1コインの体験コースをお試し頂き、分かりやすければ続けて下さい。
　分かりにくければ、それ限りでも構いません

　まずは、お気軽にメールください。　
　月末は予約で一杯になりそうですので、お早めにどうぞ。

　　sansu-sugaku@outlook.jp

　

「数学は世界を変える」リリアンRリーバー

以前、講師として勤めていた文京区の学校から、卒業生へのメッセージ原稿を頼まれました。
この学校は、東大出身の保護者も多く、子ども達の学習レベルもかなり高い所でしたので
以下のようなメッセージを送りました。

少し難しい内容も含まれていますが、４年の男の子が、階差数列で計算したり、
６年の女の子が「アポロニオスの円」を知っていたりする学校なので、敢えて、やや踏み込んだものにしました。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
「数学は世界を変える」リリアンRリーバー著作名より

　嘗て、オバマ前大統領が、全米の子ども達に送ったメッセージがあります。

それは、「コンピュータやスマホで時間やお金を使う側の人間では無く、作る側、提供できる側になって欲しい」とのメッセージでした。

そして推進したのがSTEAMと呼ばれる教育です。
　Science（科学）
　Technology（技術）
　Engineering（工学）
　Arts（芸術）
　Mathematics（数学）
のそれぞれの単語の頭文字をとったものです。

　今、話題になっていて、やがてAI(人工知能)が人類の頭脳を凌駕するシンギュラリティ(技術的特異点)が起こると予測される2045年は、君達が社会でバリバリ働いている時代です。
　しかし、AIの本質を学んでいれば、何も恐れることはありません。人工知能の中身は、確率と統計学で出来ています。
　条件付き確率、ベイズ更新などによって、今起きている事の原因究明と未来予測を瞬時に計算しているのです。
　そして、それら全ての基礎となるのが、数学なのです。

　これからの時代を日本がリードしていけるのか、外国の優秀な人達に先を越されていくのかは、君達の数学の力にかかっていると言っても過言ではありません。
　嘗て、日本は世界に冠たる「モノづくり大国」であり「先進技術大国」でありましたが、今や凋落の一途を辿っています。

　再生のカギは数学です。

　なぜ、三角定規は、あの2種類を使っているのでしょう。
　数学を学べば分かります。全て意味があるのです。
　では、いつかどこかでお会いする日まで、お元気で。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


　現在、講師として勤務している学校の卒業生にも、同様のメッセージを送りました。

　STEAM教育さえ、重視し、その支えとなる数学さえ、きちんと学んでおけば、数学的思考という最強の武器を身に付けることが出来ます。
　
　嘗て、芝生に寝転んでいたアイザック・ニュートンが、木の枝から落下していくリンゴを観て
　「なぜ、地球はリンゴを引きつけるのに、月は落ちてこないのか」と思考を巡らせ、数式を使って、万有引力を証明したように
　ほとんどの人達が何万年もの間、見過ごしてきた事を、数学的な素養から、ユニークな発想が生まれたのです。

　これからも、今まで人類が直面もしなかった問題に対して、、科学者達、そしてその理論を支える数学者達は、果敢に挑み続けるはずです。




　さて、現在、全国の小中高が休校になっています。　
　特に、中学生になる小学校の卒業生達は、算数から数学へと、大きく羽ばたいていきます。
　
　それまでに、如何に早く、数学を進めていくかどうかで、４月のスタートを順調に切れるかどうか、決まってしまいます。

　家の中で、ゲーム三昧の１ヶ月にしてしまうのか、小学校算数の復習と中学数学の基本を身に付ける時期にするかは、今の過ごし方次第で決まります。

　東京２３区にお住まいの子どもさんに、数学を教えます。
　施設等を借りているわけでは無いので、施設設備費、使用料も一切かかりません。

　お気軽にメールください。　

sansu-sugaku@outlook.jp

2045年のSAKURA

まずは、こちらのYoutube動画をご覧ください。


2045年のSAKURA


今日は、数学の堅苦しい話題を避け、
感性に響いてくるような素敵な動画をご紹介したいと思いました。



私はテレビはほとんど観ません。



観ない一番の理由は、くだらないCMを延々と見せられ続けるのがイヤだからです。

もちろん、民放はスポンサーが無ければ、成り立たないことも知っています。
ただ、昔と違って、今は、CMの入れ方にルールを作らず、テレビ局が無法地帯になっています。

昔は、30分番組の場合、初めと、15分後、そして最後と決まっていました。
それが45分番組でも、60分番組でも、そのルールが基本でした。

しかし、今は数秒番組を流したら、延々とCMを見せられ
わずか5秒番組流して、またCMというようなことが毎日毎日続けられています。

この不況の中、テレビ局だけは、空前の利益を上げ、テレビ局の職員の給料は
30代で年収1000万円以上になるわけです。

視聴者の関心など全く興味が無く、流せるだけ流すのです。

中には名作と呼ばれるCMも確かにありますが、大半は商品名の連呼や
子供やペット、若い女性の肌を露出したものばかりです。

しかし、今回、私が注目したのは、PRTIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000015145.htmlです。

シンギュラリティを迎える2045年 心温まる人間とAIアンドロイドのラブストーリー！JACCSブランドムービー「2045年のSAKURA」3月11日公開
と特集したCMが、あまりにも美しく、やがて来る人類の課題と直面している内容であり、一つの芸術のようであったからです。

「アマポーラ」の選曲も良いし、
この若い俳優さん、女優さんを全く知りませんでしたが、
かなり有名な方々らしく、本当に何回も観ていたくなります。

ところで、このCMは約4分にも及ぶ大作になっていますが、
なぜ、「2045年のSAKURA」となっているか、ご存じですか？

詳しくは、上に挙げたPRTIMESでも述べられていますが
やがて来る「シンギュラリティ」の年です。
「シンギュラリティ」とは

世界一の少子高齢化が進む日本において、AIは絶対に欠かすことのできない存在となるはずです。
そして、アンドロイドと人間が、恋人のように心通わせる事ができれば
こんな素敵な世界が広がるのだろうかと、心うきうきさせられるものです。

この二人の互いの思いやりは、
必要としなくなった長い髪用の髪飾り
必要としなくなった懐中時計の鎖という無用の買い物として描かれています。

もちろん、モチーフは、オー・ヘンリーの代表作「賢者の贈り物」です。

原作も、もう一度、読んでみたくなりました。

都立高校全員合格達成です。

都立高校全員合格達成です。

私が関わった生徒さん達は、何と全員、都立高校合格を果たしました。

以前も申しましたが、中でも、私の面接対策を２回とも受講した子達は、全員、推薦入試の段階で合格し、
２月の中頃から、好きなことをして過ごしています。

この春から、受験生に成られる方々には、是非、お伝えしたいことがあります。

それは、「チャンスある限り挑戦すべし」です。

どうしたら、内申を上げられるか、定期テストで及第点、平均以上を取れるか
とにかく、考えられる努力や工夫をすべきです。

嘗て公立の小中一貫校に勤務していた時、小学生の高学年に理科専科として勤務しながら
特別支援の高学年の算数、低学年の図工など、いろいろ指導させて頂いていました。

中学３年の女子生徒さんの数学個別指導も任されていました。
担任の先生が数学の先生で、親御さんと本人の了解を得ているので、是非、先生に個別で観てあげて欲しいとのことでした。

そのときの彼女の数学の力は、とても褒められた物では無かったのですが、毎日毎日、個別指導の教室まで通い続けていくうちに、少しずつ、学力が身についてくるのを感じました。

数学の中身はもちろんですが、それ以外にも、いくつか内申を上げるポイントを指導しました。
素直な彼女は、それらを実践し、みるみる評定も内申も上げ、都立高校に推薦してもらえるようになりました。

１年前では、考えられないことでした。

そして、面接対策もしっかりと行い、見事、推薦合格し、担任の先生はじめ、数学の先生方にも大変喜ばれました。

この成果の裏には、本人の努力は当然ですが、学校の協力、家庭の協力、そして考えられる限りの工夫の大切さであると思います。

去年の子達も、今年の子達も、今まで指導してきた子達も、面接終了後の感想として、異口同音に「全く、緊張しなかった」と言います。
およそ考えられる想定の基、あらゆる場面や設定を考えて対策しておくので、まず想定外のことなど起こりません。
また、想定外のことが起きたときの対策もしてあるのですから、安心です。

「チャンスある限り挑戦すべし」

もちろん、挑戦したからと言って、必ずしも成功するとは限りません。
むしろ、人生は、そんなに甘くはありません。
だったら、何も挑戦しなかったら、成功するチャンスすら無いのですから、やらないなんて、ばかげていると思いませんか？

アメリカの作家マーク・トウェインの言葉に次のような物があります。

「やったことは、例え失敗しても、20年後には、笑い話にできる。しかし、やらなかったことは、20年後には、後悔するだけだ」。

「やった事の後悔より、やらなかった事の後悔の方が大きい」と言えます。

また、コーネル大学のトマス・ギロヴィチの後悔の心理についての研究

後悔の７５％はしなかったことに対する後悔であり
上位三項目は
①学校でまじめに勉強をしなかったこと
②大事なチャンスをものにしなかったこと
③友人や家族を大切にしなかったこと
であった。
※出展：Neverまとめ　より

自分の志望する高校は、どんな人材をほしがっているのか、よく考えて準備しましょう。