日米間の核持ち込みなどに関する「密約」を検証している外務省の有識者委員会は今月中にまとめる報告書で、1972年の沖縄返還に伴う土地の原状回復補償費の肩代わりに関するものについて、日本側による肩代わりがあったと認定する方針を固めた。
ただ、密約そのものを示す文書が見つかっていないことなどから、有識者委は「日米両政府間での密約には当たらない」との見方を強めている。
71年に調印された沖縄返還協定に伴い、日本側が米政府の財産買い取り費など3億2000万ドルを負担し、米軍基地の土地の原状回復補償費400万ドルは米側が支払うことになっていた。だが、400万ドルの肩代わりをうかがわせる、対米交渉責任者だった吉野文六・元外務省アメリカ局長のイニシャルが入った文書が米国で公開され、密約の根拠とされてきた。
これに対し、有識者委は外務省などに残された関連文書などを分析した結果、米側が400万ドルを拠出するよう求めていたことなどを突き止め、実際には3億2000万ドルの中に含まれていたとの判断に至った。ただ、吉野氏の署名入り文書が存在せず、破棄された可能性もあるという。
・ <ストーカー容疑>ノエビア元副社長を再逮捕 脅迫容疑でも(毎日新聞)
・ ピリッポス2世
・ ギタアリヤちゃん、最後の手術延期し一時帰国へ(産経新聞)
・ 運転トラブルで暴行、死なせる=出頭の43歳男を逮捕-京都(時事通信)
・ <五輪複合>3選手育てたスポーツ少年団長…秋田から応援(毎日新聞)
ただ、密約そのものを示す文書が見つかっていないことなどから、有識者委は「日米両政府間での密約には当たらない」との見方を強めている。
71年に調印された沖縄返還協定に伴い、日本側が米政府の財産買い取り費など3億2000万ドルを負担し、米軍基地の土地の原状回復補償費400万ドルは米側が支払うことになっていた。だが、400万ドルの肩代わりをうかがわせる、対米交渉責任者だった吉野文六・元外務省アメリカ局長のイニシャルが入った文書が米国で公開され、密約の根拠とされてきた。
これに対し、有識者委は外務省などに残された関連文書などを分析した結果、米側が400万ドルを拠出するよう求めていたことなどを突き止め、実際には3億2000万ドルの中に含まれていたとの判断に至った。ただ、吉野氏の署名入り文書が存在せず、破棄された可能性もあるという。
・ <ストーカー容疑>ノエビア元副社長を再逮捕 脅迫容疑でも(毎日新聞)
・ ピリッポス2世
・ ギタアリヤちゃん、最後の手術延期し一時帰国へ(産経新聞)
・ 運転トラブルで暴行、死なせる=出頭の43歳男を逮捕-京都(時事通信)
・ <五輪複合>3選手育てたスポーツ少年団長…秋田から応援(毎日新聞)