山ちゃんが来てくれる日まで

タイミングが取れず結婚9年目に専門病院へ。KLCに転院、体外受精で妊娠し2010年5月に男子を出産しました。

12日目診察(KLC) 体外受精決意? 左から!

2009-05-12 02:07:42 | KLC 体外受精1回目 完全自然 ⑩
周期12日目の日曜日、
朝は体外受精を決意していたのですが、
病院に着いたら、ぶれ始めました。

8階受付で、
3日目に来院とのことではなかったのでしょうか?
と聞かれました。
事情を説明し、
問診表に内容を書かずに提出した所、
書いて下さいとのこと。
ぶれぶれの内容をお話ししたら、
そう書いて下さいって、笑って下さいました。
いい人でよかった。

血液検査後、
内診、お話は、
IVFの担当表に名前が載っていたベテランのK先生。
夫にも初めて部屋に入ってもらいました。
ぶれぶれのダメ妻と医師の一対一より、
ぶれぶれ夫がいたほうが緩和されるかと思ったので。

気になっていた
聖路加国際病院の産婦人科が学会で発表した
出産時のリスクの話を伺いました。
先生は、その学会に出席されていたとのこと。
聖路加病院はハイリスクな人が集まるし、
そのデータは学会で発表されただけであって、
論文にはなっていないので
確定したものではないとのこと。

医学界では、論文が大事というようなことを
聞いたことを思い出しました。
先日の大学病院の先生も、
学会で発表するデータは気にしなくていいと思います、
とおっしゃっていたのは、そういうことだったのか、
と、つながりました。

前置胎盤はめったにないとのこと、
さい帯卵膜付着は、
どこからが卵膜付着かはわからないのだそう。
これは起こりうることだけれども、
管理できる病院であれば大丈夫とのこと。
このことで体外受精に進むことを躊躇する必要はない、
ということでした。
先日の大学病院の先生と同じ見解でした。

まだ日本には体外受精をネガティブにとらえる人が多く、
何か悪いことが起こると、
体外受精だったから、という話になりやすい、
ハッピーなこともあるのに、そういう話はあまり表に出てこない、
体外受精で生まれた子どもは50人~60人に1人、
都市部では30人に1人の割合になってきている、
欧米ではその割合はもう少し高い、
体外受精をネガティブにとらえるかは、
お気持ち次第です、
とのことでした。

気になっていたヒューナーテスト、
前々周期、画面に1匹しか写っていなかった状況、
原因は、注入がうまくいかなかったせいであって、
ヒューナーテスト良好、だと思っていたら、
悪いとのこと。
頸管粘液との相性が悪いか、自己注入がうまくいっていないか、
ですね、と。
体外受精に進むのであれば、
再検査は必要ないとのことでした。

今回は、左の卵巣から排卵するとのこと!
ずっと右だったので、もしや自己注入でもいける?
と、この時は気持ちが揺れました。
とにかく、
右側からの続けての排卵は、
左側の卵巣の機能が弱っているかも知れません、
と言われたこともあったので、
ほっとしました。

ホルモン値の血液検査結果、
前回と同様、まだはっきりと出ていないので、
明日周期13日目にまた来て下さい、
一晩じっくり考えて来て下さい、
とのことでした。

K先生は、2回目ですが、
とても話しやすく、納得できる答を返して下さいます。
私が気にしていた、出産のリスクについて、
その学会の内容を踏まえ、
じっくりお話を聞かせて下さったので、
本当によかったと思います。
これで、体外受精へ進むことに躊躇する要因が、
ほぼ、なくなりました。


かかった費用 : 2,210円  1,050円(保険外)

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