Purple Mirage -紫色の蜃気楼-

ミランの過去や毒親からの解放、気付き、日常生活の中で感じたままの日記。カメラも好きで、いろいろなセミナー受けて勉強中。

光陰矢の如し…

2020-11-01 23:48:38 | 日記

 

 

 

 

今日、ふと、あることに気付いた。

 

 

専門学生の時…

 

 

アメリカに海外研修に行った。

 

 

その時のホストファザーと

 

 

自分の年齢が

 

 

追いついたことに…。

 

 

アメリカに行って

 

 

ホームステイした経験は…

 

 

ミランにとって

 

 

衝撃の連続だった。

 

 

まず…

 

 

ミランのことを

 

 

よく褒める二人だった。

 

 

老夫婦というには…

 

 

とても元気なご夫婦。

 

 

ホストファザーと

 

 

ホストマザーは

 

 

10歳違いで

 

 

年上の奥さんでした。

 

 

だけど、とても

 

 

仲が良くて

 

 

素敵だなぁ…

 

 

なんて思ってた。

 

 

だけど、よくよく

 

 

聞いてみると…

 

 

再婚同士で

 

 

お互い連れ子が

 

 

二人づついて

 

 

二人の間に

 

 

子供はいない。

 

 

だから、

 

 

ミランのことを

 

 

私たちの娘

 

 

と言って

 

 

とても、かわいがってくれた。

 

 

だけど、二人の以前の

 

 

結婚生活は最悪で…

 

 

ホストファザーの奥さんは

 

 

娼婦だったらしく

 

 

いろいろトラブルがあり

 

 

離婚したらしい。

 

 

そもそも…

 

 

なぜ、娼婦してる人と

 

 

結婚したんだ?

 

 

という話ですが…

 

 

さすがに聞けなかった(汗)

 

 

ホストマザーは…

 

 

DVを受けて離婚。

 

 

当時のミランにとって…

 

 

離婚って相当な

 

 

覚悟がないとできないもの

 

 

というイメージがあり…

 

 

二人の話を聞いて

 

 

涙目になりながら

 

 

何も言えずにいた。

 

 

でも、二人は笑いながら…

 

 

 

 

Never mind.

 

Because,

 

We are happy now!!

 

(気にしないで。だって、今、幸せだから)

 

 

 

 

当時のミランには

 

 

理解できなかった。

 

 

だって、つらい過去が

 

 

あるのは事実。

 

 

今が幸せでも

 

 

心の傷は

 

 

そう簡単に

 

 

癒えるものだろうか?

 

 

という疑問があったから…。

 

 

でも、今ならわかる。

 

 

彼らの中には…

 

 

過去の自分の

 

 

選択に後悔がないのだ。

 

 

つまり、

 

 

今の自分たちは

 

 

その過去があって

 

 

その時、その時で

 

 

ベストと思われる

 

 

選択をした結果が…

 

 

今の幸せにつながったと

 

 

考えてるからではないだろうか?

 

 

そう思うことができたからだと思う。

 

 

今まで、ミランは…

 

 

色々な意味で

 

 

超ハードで

 

 

波乱万丈な人生を

 

 

生きてきた。

 

 

そんな中で

 

 

自分が選んだ選択に

 

 

全く後悔がないのだ。

 

 

だからこそ、

 

 

今の自分の生き方に

 

 

自信が持てている気がする。

 

 

少なくとも…

 

 

自分自身に恥ずかしいと

 

 

思える生き方はしていない。

 

 

きっと、あの二人も

 

 

今のミランと同じ

 

 

心境だったのだろうと

 

 

思えるのだ。

 

 

ホストファザーと

 

 

同じ年齢になり…

 

 

やっと、理解できた。

 

 

当時のミランと比べたら

 

 

少しは成長したのかな?

 

 

と考えるミランがいる。

 

 

そんな自分が

 

 

いいじゃん!!

 

 

って思えたりする。

 

 

もう一つ

 

 

印象的だったのは…

 

 

いつも、二人から言われてたこと…

 

 

 

 

ミランがNo.1だね!!

 

 

 

 

当時、ミランは…

 

 

自分に自信がなかった。

 

 

英会話も日常会話には

 

 

不自由しない程度。

 

 

でも、ビジネス英語…

 

 

という点ではまだまだだった。

 

 

そんなミランを

 

 

なぜ、No.1と言えるのか?

 

 

疑問でした。

 

 

だけど、

 

 

子供のいる方なら分かると

 

 

思いますが…

 

 

どんなに出来の悪い

 

 

子供だったとしても…

 

 

かわいいという点では…

 

 

No.1ですよね?

 

 

今だから分かる。

 

 

あの二人から

 

 

ミランは、とても愛されていた。

 

 

両親からは

 

 

出来が悪いとか

 

 

言うこと聞かない

 

 

という理由で

 

 

全く不必要な存在として

 

 

愛されるどころか

 

 

子供としても

 

 

受け入れることすらなかった。

 

 

でも、この二人は…

 

 

赤の他人の外国から来た

 

 

ミランを子供として

 

 

愛してくれていた。

 

 

不思議ではあったけど…

 

 

二人から愛されている

 

 

という実感はあった気がする。

 

 

だから、とても居心地がよかった。

 

 

たった一ヶ月の

 

 

海外研修だったけど…

 

 

この年齢になって

 

 

あの二人に言われた

 

 

言葉を理解できるようになり…

 

 

その言葉が身に染みる。

 

 

もう、二人は

 

 

この世にいないかもしれない。

 

 

でも、なんとなく…

 

 

心から

 

 

 

 

ありがとう

 

 

 

 

という言葉を

 

 

心の中でつぶやく

 

 

ミランがいる。

 

 

海外研修は…

 

 

両親に反対されまくり…

 

 

それでも、絶対行く!!!

 

 

と言ってバイトまで始めたミラン。

 

 

あの時、何が何でも行く!!

 

 

と言ってよかった。

 

 

もし、頑固に自分の

 

 

意思を通さなかったら…

 

 

30年もたってから

 

 

こんな風に

 

 

自分の成長を感じることは

 

 

なかっただろうと思う。

 

 

当時のミランの選択は…

 

 

間違ってなかったと…

 

 

改めて、思う。

 

 

光陰矢の如しとは言うけれど…

 

 

当時の光輝く

 

 

若かりし頃の経験は…

 

 

光を失うことはないのだと

 

 

思わせてくれる。

 

 

なんとなく…

 

 

そんなことを思う

 

 

今日この頃。