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最後にムーケのパンの笛を

2021年03月31日 | レッスン日記

先週、今週と
生徒さんとのお別れがありました

一人はもう何年も前にレッスンはやめてしまってて
看護師になるための大学に通ってました

この度、横浜の大きな病院に就職が決まり
広島を離れることに

最後にわざわざお別れを言いに来てくれました

うちに通ってた頃は中学生~高校生の頃
吹奏楽部でフルートを吹いてました

今ではすっかり大人です
関東方面ではコロナの影響で
看護師のお仕事はたいへんだと思いますが
がんばってほしいです


そして、ちょうど看護師の彼女と入れ替わるように入ってきた世代の高校生さん。
難関大学受験予定のため、
春からレッスンはやめて
ひたすら勉強!!になります

同級生のプロフルート奏者志望のコに誘われて?(説得されて?)レッスンに通ってくれた高校生

初めて来た時は小学生でした

長く通ってくれた途中には
アンサンブルコンテストで金賞ももらえたし
発表会や野外でのコンサートにも参加してくれました

最後に練習した曲はムーケのパンの笛~2楽章
発表会に参加できなくなったので
私がピアノ伴奏して最後に通しました


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ムーケ/パンの笛~2楽章
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

失恋をしたパン(体かヤギの神様)は湖のほとりで亡くなってしまった女の子の事を想って葦を折り笛を吹きます。
どうしてあの娘は僕から逃げていったの?
どうして僕の前からいなくなってしまったの?
と嘆くパンを小鳥たちが慰める
というお話です

実はパンが失恋をしたというのは、
女の子にストーカー行為をして、恐怖のあまり女の子が湖に入水自殺をする!という強烈な話なのです
パンにとっては失恋でも、
女の子からしたらたまったものじゃない!話。
今なら間違いなく犯罪者。
ヤギは何でも食べ尽くしてしまう動物で、繁殖力もあるため、女好きの例えに使われるのです

それを絶対王政時代には女好きの君主をパンに例えて、揶揄していました(直接王様に女好き!犯罪者!とは言えなかったから)

この曲が書かれたのは20世紀初め頃
なので、昔そういう王様がいたことを
ロマンチックに詩にしたものにムーケが曲をつけました
ちなみにですが、ヨーロッパではこのパンが手折った葦で作った横笛が「フルートの原形」と言われてました。(神話なので真実ではないと思うが)

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


最後にこんなロマンチックな曲も吹けるまて
成長してくれてよかったです♪

これから長い受験生活がんばってください


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