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道をわけるもの

2014年04月11日 | レッスン日記

先日、生徒さんがひとり、卒業していきました。
たった4ヶ月しかうちに通っていなかったのですが、週2回も通ってもらったので、もっと長い期間だったようなきがします。

この生徒さんがうちに来る直前、別の生徒さんが受験のために長期お休みに入りました。
音楽専門の学校に行きたい様子でしたが、
何となくあこがれだけで言ってる様子なので、普通科の高校に無事合格するまでお休みしてもらうことにしました。
音楽を仕事にするには少し気合いが足りないように思ったのです。

でも、私のほうは生徒さんが来なくなると、とってもさみしいなぁ~
(T^T)

としみじみしていた次の週に、突然、前に勤めていた教室の営業さんから連絡があり、ある受験生を紹介されましたw
高校の受験生。フルート専攻だそうです

デジャヴ?
また戻ってきたの?

先週お休みに入った生徒さんと、そっくりな吹き方をします。
レッスンで何度も矯正するのですが、1ヶ月サボって戻ってくるとまたそのクセが復活している…ということが続いていたのですが、ようやく矯正できたかな?と思ったら、また同じクセの子がやってきた(*_*;

最初は専攻の生徒さんのレッスンなんて、即、偉い先生のところに行ってもらおう!というつもりでした。なぜうちに?

中学3年生というと、すでにかなり吹けていないと・・・と思うのですが。
が、いろいろと相談の結果、やはりうちでレッスンすることに決まりました。

幸いなことに、とても真面目に練習してきてくれる。
ただ、吹奏楽でしかやっていないので、フルートのレッスンは初めて。ピアノも大手の教室のレッスンしか経験したことないらしい。
ほんとに基礎の基礎からスタート。
普通ならちゃっちゃと進むところでも何回もやらないといけません。
途中、何度もこれでいいのだろうか??と思い悩むことがありました。

高校入試は、ほぼ落ちる心配はありません(心配はしたけど)
試験課題は初心者レベルの曲のみ。これだけ?
だからほんとにたいへんなのはその後でしょう。
私が音大を受けたときだって、ものすごく簡単でびっくりしました。入試の係りの人に「これくらいで本当に受かるんですか?」と聞きに行ったことを思い出します。今はそのくらい簡単です。

なので入試以外にも、私が通った大学で実施してるグレード試験もあわせて受けてもらうことにしました。
初級向きのレベルですが、音大の実技試験ですし、フリーパスの入試よりは自信につながると思われるからです。

彼女にとっては初めて受ける試験。かなりハードに練習してもらわないと。なので、毎回予定レッスン時間を大幅にオーバーしてたくさんの量をこなしてもらいました。

結果、試験は合格でした!
よかった。

この4ヶ月で、見違えるように上達しました。
もちろん、レベル的には目標まで届かなかったけど、なかみは良くなってるので一安心です。

最初に会った時には、フルートを専門にするなんてとても無理だろうと思っていましたが、この人、自分が下手なのもわかってるし、スタートが遅いこともわかってるし、もしかしたら音楽の道がたいへんだということは理解してないかもしれないけど、それでもやってみる覚悟がある。それにとても一生懸命です。
それを見てると、この人はきっと上手になるかもなぁと思います。
その可能性がうらやましいです。

たった4ヶ月でもこんなに別人になれるんですね。

私のほうが勉強させてもらった気がしました。

だけど、生徒さんが卒業していくのは、やっぱり寂しいです。。。

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