私の頭の中の消しゴム

―彼女が全ての記憶をなくしていきます。
　　　　　　　名前も、歳も、そして愛していた僕さえも―

「若年性アルツハイマー」

肉体的な死より、精神的な死が先に訪れる病。
辛く悲しい想い出も、楽しかった想い出も忘れてしまう。
自分が誰なのかわからなくなる。
家族や友人、心から愛した人さえも。

―すべての記憶の中で最後まで残っているものが、あなたとの想い出でありますように。―



感想書きまーす。
途中、ネタバレになるかも？しれないので、まだ観てない人は要注意！！


天涯孤独に生きてきた大工のチョルスと、裕福な家庭で育ってきたスジンが、不思議な出会いをし、すぐに恋に落ちていきます。
このときのキスシーンで、キスする前にスジンがチョルスの目を視線を逸らさずに、じっと見つめながらお酒を飲むのがたまらなく好きでした。笑
すげーかわいい。爆
上に挙げた以外にも、好きなシーンがいくつかあります（これを観た人はほとんどの人がそう感じてると思いますが）。
もちろん、幸せな２人もよかった。
けども。涙・涙・涙の場面ですよ！やっぱり！
スジンの病を知ったチョルスが涙を必死にこらえてる表情。
スジンがチョルスに向かって昔の男の名前を呼び、「愛してる」と言ったシーン、あそこはキタな～！！！！
とにかく、スジン役のソン・イェジンも、チョルス役のチョン・ウソンも演技がカナリ上手かった！
ソン・イェジンの表情が豊か！かわいい！
チョン・ウソンの顔の演技！台詞がないのに何言いたいかわかる！てかカッコイイ！！爆
チョン・ウソンに至っては、泣かなくていいシーンまで泣いてしまって撮影が進まなかったりしたらしい…。
…ソレ、ものすご伝わりましたよ。笑


そして、この映画は台詞がとてもキレイ。


「許すと言う事は、心の部屋を一つ開けることよ。」

「俺に任せてくれ。俺が君の記憶、君の心になるから。」

「愛してる」という言葉の重さ。

どういうシーンで使われるかは、観てみてください。


私の中で、「韓国映画はハズレがない」という印象があります。
と言っても、私が観た韓国映画なんて片手で数えられるくらいなもんなんですが。
どーも最近の映画って、予告編とかでものすご期待させられても、実際に観たらそうでもないものが多いんですよ。とくに感動モノ。
コレは「絶っっ対泣く。」と思ってたら案の定でしたね～。
鼻すすり過ぎて、クラクラきました。笑
コレはマジ観ないと損です！！

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