今回は実験というより挑戦です。
下記の画像は弊社ではスパンコールラメと呼ぶ手法です。
約1mmほどのスパンコールラメを接着させるためのいわゆる”接着剤”をプリントします。
通常のラメプリントと違って立体感と迫力があります。
で、今回挑戦したいのがこれです。
多色のスパンコールラメです。
手法的には先ほどのスパンコールラメと同じですが多色となると話は別です。
この手法は接着剤をプリント後、生地を台から外し
箱状の中でスパンコールラメをバサーっと振りかけます。
そうすると接着剤の部分だけ柄として残ります。
これを約1日釣り干しして接着剤の水分を完全になくしてしまいます。
そうなったものを熱処理して完成です。
では画像のものはどうしたかというと、この一連の作業を1文字ずつやっています。
なので物理的には可能なんですが問題はこの工程です。
今回のものは同じ色が2文字あるのでこれを完成させるには
同じ工程を4回繰り返さなければなりません。
これではとても量産などできず実際やっても加工賃がとんでもないことになります。
この手法をもっと簡単にできないものか最近ずっと考えていますがいい案が浮かびません。
今後の課題です。
株式会社プリズマ
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