もうひとつの視点

ー「いつの時代も真理は少数から始まった」ー

日本のスポーツ選手はセルフコントロールを身につけよう

2024年05月20日 | 日常

 バレーボールの日本女子代表が、ポーランドに0対3のストレートでまけた。どのセットも接戦だった。特に1セット目は23対18で日本がリードしていたが、そこからの逆転負けだ。本当に実力の差があるのであれば、点数が大きく開いて負けていたはずである。こうなった原因は、力の差ではなく気持ちの問題であろう。

 このブログでも繰り返し書いてきたが、バレーでもフィギュアスケートでも卓球でも、トップレベルになると半分ほどの競技においては実力で大差をつけることはできにくく、最後はメンタルが勝敗を左右するため、日本は技術の他にセルフコントロールをもっと重視して多くの時間を割いて身に着くまでやらないと、いつまでたっても土壇場で逆転されて負ける、惜しい所まで行くが後ちょっとで負ける、という流れに終止符を打てない。

 短距離走や柔道などメンタルがあまり影響しない競技もあるが、メンタルのみのチキンレースのような競技もある。日本人選手はメンタルに弱いので、見ていて本当に気の毒になることが多い。もちろんハッタリや自己流ではいけない。ガチガチに緊張している心を隠すために「試合を楽しみたい」などと笑顔で公言して、「緊張」に自分の気持ちを集中させて、自ら実力を出せないようにして自爆している選手も目立つ。

 スポーツ選手は、「専門的」なセルフコントロールの訓練を軽く見てはいけない。

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