Yokohama Nights and Days

吉元 哲が横浜からジャズ情報を発信します。

林 九真理 追悼展

2005-01-26 01:12:22 | Weblog
僕はこの作家の生前を知らない。今回、出品者に誘われて初めてその作品を観た。
もとより門外漢にはこの夜、始めてみた、ましてや去年の1月に亡くなった作家のよしあしを
どうこう、言えるはずも無い。
僕の出掛けた24日は黒田オサム翁のパフォーマンスがあった。
黒田さんは去年の11月、王子のバビロンでご一緒したことがある。
そのときは他の共演者とのコラボレーションであったがこの日はソロのオリジナル。
『ホイト芸』というのだそうだ。写真のとおり、飄々と演じられる。
大道芸にありがちな湿っぽさは微塵も無い。娑婆に一人ぼっちを楽しむ風情があって暖かい。
故人とも仲が良かったのだろう、とても伸びやかにひょうきんでさえある。
故人を追悼するために参加出品した作家は37人、複数出品もあり、故人の作品もいくたりか展示されてとてもにぎやかだ。
荒井克子/伊藤洋子/伊藤龍三/井上正/井上美沙子/井上雅典
岩崎裕/内田純一/梅崎幸吉/梅崎伸子/川崎三木男/金城秀之
金城カウミー/栗野敦子/黒田オサム/下田真里江/関和美/高草木裕子
田中博子/たなかまみ/丹野有美子/陳瑞二/ながた真弓/橋本一恵
橋本憲治/長谷川千賀子/斉藤禮子/平原辰夫/藤井孝男/藤井美紀
万城目純/宮下昌也/三輪暁/持田幸男/森本伸輝/森本純子/吉野淳一
さして広くも無い画廊の壁といわず、床まで展示されて目移りする。
作家の何人かと近所のアートプレイスでの任田進一の個展を観に回った。
透明感のあるアクリル処理した写真作品(先ほどまでとは全く、違う世界像)
そのあと、増田直行にくっついてサーチライトを使ったイベントだろうか、野次馬もやってから
みんなで新橋の屋台で紹興酒となった。故人にかこつけて楽しい夜を過ごした。
林 九真理 追悼展は2005.1.24(月)~29(土)12:00ー19:00(最終日17:00)
パフォーマンスは万城目純/伊藤洋子 28日(金)18:00~
画廊 響き  銀座7-14-7 Tel 03-5565-4422
陳瑞二さん、ありがとう

(画像は黒田オサム翁のパフォーマンス、出品者の高草木裕子さんが撮影してくれました)

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