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<将棋>藤井四段、28連勝も通過点 意表突く一手に驚き「ま、普段通りと思って」

2017-06-21 22:34:58 | 日記
<将棋>藤井四段、28連勝も通過点 意表突く一手に驚き「ま、普段通りと思って」


 将棋の藤井聡太四段(14)が21日の王将戦1次予選で、歴代1位タイの連勝記録となる公式戦28連勝を達成した。

デビューから半年の中学生とは思えない老練な指し回しに、先輩棋士の多くは力を発揮できずに敗退。

この日も雪辱に燃える若手実力者の澤田真吾六段(25)を圧倒した。

羽生善治王位(46)の7冠フィーバー以来の将棋ブームも巻き起こし、新記録樹立へ向け、勢いは加速するばかりだ。

 午後4時47分、藤井四段が勝利を決めると、対局室の関西将棋会館5階「御(おん)上段の間」は約100人の報道関係者で埋め尽くされた。

インタビューに答える藤井四段の声はカメラのシャッター音にかき消されたが、その表情は普段と変わらず落ち着き払っている。

大記録も通過点に過ぎないかのようだ。

昼食には、「ごま味噌(みそ)とじうどん」を注文。

抗酸化作用が高いとされるセサミンを補給し、午後の対局に臨んだ。

「(一時、劣勢に)まあ、なんとかしのいで、反撃の形になってよかったな、と」。

タイ記録をかけた大一番を控えたこの日朝は「ま、普段通りと思って」と、

平常心を心がけて向かったと明かした。

 澤田六段とは今月2日の棋王戦予選に続く対局。互いに得意とする角換わりの戦いになったが、38手目に後手番の澤田六段から戦端を開いたのが珍しい。

しかし、ここは研究済みの局面だった。澤田六段の攻めに、藤井四段は意表を突く受けで応えた。

藤井四段の師匠、杉本昌隆七段(48)は「一見、損に見える手なので驚いた」と話す。

澤田六段の手が止まり、次の手に本局最長の58分考えた。

 前回の棋王戦予選では終盤まで熱戦が続き、澤田六段の勝ち筋もあった。

勝利インタビューで藤井四段は「僥倖(ぎょうこう)(思わぬ幸運)としかいいようがない」と話したが、今回は中盤から一方的な流れに。

澤田玉をにらむ69手目の角打ちに、藤井四段は「こちらが指せてもおかしくない」と話し、早くも手応えを感じた。

澤田六段は「熱戦にならなかったのは残念。藤井四段の将棋はミスが少なく、隙(すき)がない」と脱帽した。

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