昇華し続けた作家開高健。
2017年の受賞作の「黙殺」(報じられない、"無頼系独立候補"たちの戦い」は
東京都知事選挙がメインだ。
選挙ねぇ〜⁈、表紙の写真見ても何だか変わった人がなぁ〜と
ずっと読まずに来ましたが本の価格が下がったし
読むか読まないかためらっているよりも
そんな外れはないだろうと読んだ。
結果、外れでは無かった。
候補者と著者の熱い思いが伝わって来た。
日本と諸外国の選挙制度の違い
メディアが無頼系独立候補(泡沫候補)を報道しない事
そして何よりはその無頼系独立候補(泡沫候補)が
世界中でも高い供託金を払い落選すると分かって
いても立候補する思いなど。
立候補には高額な供託金の事もあるけど他にも
ハードルが高そうだ、選挙制度は根付いていないのではと感じさせられた。
著者はフリーランスとして20年近く選挙の取材を続け
すべての立候補者に接触を試み、彼らの活動や掲げる政策を1人でも
多くの有権者に届けようとしてきた。
少し選挙の見方が変わったかな。
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