金沢は古くそして新しい町。
新しく、そして古い町。
その金沢の魅力を探して、
今日も町を歩きます。
こんな書き出しから始まる。
ページをめくると知らない金沢に
会えそうです。
第3景 コールドパーマの不思議【桜井美容室】
市内には西・東・主計(カズエ)と3か所の廓がありました。
現在でもそれぞれお茶屋さんも有りますが、和洋の食事や土産屋さんお菓子屋さん他観光客で賑わっています。
ここは東
本の表紙と同じ処で撮りましたが、、、^^;
昔懐かしいコールドパーマのペンキの看板が掛かったお店は観光客向けのお店になっていました。
早朝と自粛で誰も写っていません。
<本文より>
戦後まもなくアメリカから輸入されたコールドパーマは、電気を使わなくてよい最新の美容技術として女性たちの関心をひいた。「コールドパーマ」の剥げかかったペンキに思いを馳せれば、失意と希望が入り交じる時代に、髪をモダンに仕上げ、軽やかな気分で鏡をのぞき込む女性たちの姿が浮かぶようではないか。
ひがし茶屋街には野良ちゃんが6匹います。
写真には4匹、判りますか?
みんな去勢されていてそれなりに面倒見てくれる人がいて、行き交う観光客にナデナデしてもらっているようです。
昔は見番?
第17景 かれきの賑わい【枯木橋】
たまにここを通る時は下を覗き込むので
何メートルも下に水が流れているのを知っていたが
ここに橋が掛かって立派な名前があったなんて!
道路を挟んで両側に橋がある、もう一方の橋には「かれきはし」とひらがなで表記されていた。
<本文より>
尾張町のゆるい傾斜の大通りを下っていくと、橋場町交差点の三差路に突き当たる。町名からもわかるように、このあたりは尾張出身の前田利家が天正11年(1583)、七尾から金沢にやってきて築いた街並みだ。
車で走っていると気づかずに通り過ぎてしまうが、この三差路のあたりに、「枯木橋」と書かれた橋があるのに気づく。欄干には赤と青の戸室石が使われて、アーチ型の水門を持つ独特の形である。道幅は広いが、橋の長さは本の数メートル。こんなところに川が流れていたかと思って欄干からぐっとのぞき込むと、側面には石垣が見え、ずっと下に水が流れているのがわかる。
枯木橋は「東内惣構堀」(ひがしうちそうがまえぼり)という立派な名前があった。
good luck!