皇紀弐千六百七拾年壱拾壱月六日(土)
いつの日かの友人達との食事中、
「バーベキューやりたいねぇ。」みたいな話になり
「いっそのこと、キャンプをやらないか?」という流れになり
もう中二病末期患者の我々である。
勢いに任せスケジュール調整しつつ
キャンプ用品や食料をしこたま買い込み
やって来ました、山梨県は西湖の畔のキャンプ場。
其処は犬も連れて行けるキャンプ場なので
予約の時点で「犬がいるけど大丈夫?」と
管理人に念を押されたが気にせずに来てみた。

管理人の指導の下、テントを張る。タープも張る。
其の時点でも自分は「タープって何?」状態。
もちろん今でもよく分かっていない(馬鹿)。
やはり常にインドア派の我々だから
(生息地域:秋葉原orライブハウス)
面白いぐらいに手こずる。
手こずりながらも『ペグ職人』の称号を得る自分。

なんとか困難を乗り切りテントを張ったら
早速、バーベーキューですよ、皆さぁ~ん♪
みんなでワイワイやりながら食事なう。


…これじゃ、違う意味で難民キャンプだ。
それにしても自然の中での食事は美味いのです。
食が進む、進む!
ダラダラと某ヨーロッパの国みたいに時間をかけて食す。
満腹になるまで食べて、次に行ったのは夕食の準備(笑)。
中央道の渋滞に巻き込まれテントを張るのに時間を浪費し…
気付いたら日が傾いてるのだ。
暗くなる前に夕食の準備よと、カレーライス作り。



自分は御飯係。飯盒で炊くのは初めて。
テキトーにやったんだが予想以上の大絶賛。
炊いた米が輝いているではないか!?

華麗なるカレー。
男の料理は感よ、感。
全てが目分量なんだぜ、ヘヘン(調子に乗り過ぎ)。

そんな事をしていながらしっかり火の番もしていたよ。
自分、中学生の時の移動教室のレクリエーションで
『火の神』役やったから縁があるんだろうな(こじつけ)。
そして友人達に『焚き火おじさん』の称号をもらう。
Xbox360のノリなら此の旅で実績・トロフィーの
解除しまくりみたいな感じですなぁ(だから?)。

食事後は近所の温泉に浸かる。
もうね、やっぱ旅先の温泉は最高だね。
あまりにも湯気がモクモクしているので
友人さえ見失う、そんな温泉でした(泉質は?)。
其の後はもう森の中ですからな。
焚き火を囲みひたすら夜空を見上げる。
写真で見せたかった、本当は。
久しぶりにあんなに綺麗な星空見た!
流れ星もいっぱい見た。
あんなスピードじゃ願い事言えんわ(笑)。
しかし流れ星もなんか数が多いと逆に気持ち悪いね。
なんかUFOか何かが墜落してるようにしか見えない。
幼少の頃の記憶がそうさせるのか。
小さい頃、田舎の夜が恐かった。
東京とは全く違う星空。
闇の中から聞こえる正体不明の動物の鳴き声
僅かな明かりに向かって飛んでくる巨大な蛾
そして共同浴場から家までの道にある
古ぼけたお堂に苔むす墓地の群れ…。
…まあ、それはそれで。就寝。
えっと………やる事がない(笑)。
夜空を見上げるぐらいしかやる事ないんだもの。
焚き火してる周りからなんか動物かなんだか知らない
声とも音とも分からないモノがサラウンドで聞こえるし。
とりあえず…寝る!