我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

明日の地図なんて 自分で描けるさ

スイマセンね、長文になってしまって(汗)。
もう終わるから3月1日の話は。


そのお万さん。その後ろは…


ぬほっっっ!コチラの方が絶景かな、絶景かな!
暫定チャンピオンに決定。いい崖っぷちだな、アソコ。


そして長い石段を登ると…


小さなお社が。
古い石垣の上なので此処に城があったのだろうか?

そんな時を過ごし、車中で休憩。
3人とノンビリと稲川淳二の恐怖話を拝聴。
何故って?
自分のiPODに入っていたから。

まったりしてから発進。
辺りはだいぶ暗くなり着く頃には…



この様に…、そうか、そうだったのか!!
たんたんめん君はこの事を狙っていたのか!
今更、書きながらアノまったり車中の事は
この状況にしようという演出だったのか!
という事に気付いた(馬鹿)。へけっしゅ!!

さ、行きましょか。
辺りは真っ暗闇のまっくら森の歌。
人っ子一人通りはしない。
戦後まもなくこの地で殺人事件があったようだ。

…分からないよ。此処で何が起きても。
例え事件が起きてもね…。

そして何故か入り口の脇にホテルが。
しかも『ご休憩』と『ご宿泊』の文字。
例の愛の遊戯を交わす場所?

此処まで来て語り合うか?
こんなに寂しい辺鄙な所で?
頭に?マークを浮かべたまま
「鶯谷のほうが安くねーか?」とか
料金設定に文句をつけながら目的の場所へ(笑)。

…道が既に道ならぬ!
自動車の轍が前方に続き
しかも降っていた雨のせいでぬかるむ。
周りは見渡す限り草がボーボー。
…ホントにあってるの、この道?

どんどん歩く。辺りはだんだん暗くなる。
鍾乳洞も山もそうだが
危険(?)と隣り合わせの地を訪れる時は
いつも自分が先頭を切って歩くのは何故だろう?(笑)

…で、着いた。
闇の中にポツンとたたずむ塚。


その横には悲しい伝説を書き記した碑が。
真剣に読む3人。

そして崖から…暗くて何だか分からない(オイッ)。


これで靴が揃えてあったら、
びびるどころかウチラが確実にショック死だよ。

この状況に固唾を飲む友人。


そして我々は今日起きた出来事を胸に秘め帰る事に。
だがしかし、タダでは帰れない!
まさか身内から起きようとは思わなかった…。
それは某有料道路を通過中の会話での
一言が発端であったと思う。

今までの目的地に行くまでには
二つの有料道路を通るのです、ハイ。
その有料道路のどちらかが思いっきり
山中を突っ切るわけでして、しかも外灯がない。

危険な場所なのに全く外灯がない。
『通りゃんせ』じゃないんだから。
行きはよいよい帰りは怖いか?

「有料のクセに外灯がないってどういう事だよ!?」と
ぼやくが頼るものはヘッドライトのみ。
車すら少ないどころかほぼ我々のみ。

異様な雰囲気に自分も口癖のように
「何か出るんじゃね?チュパカブラとか。」や
「黒髪ロングで白いブラウスの女性がヒッチハイクしていたら乗せる?」、
「歩いている人がゴスメイクだったら怖くね?」と連呼。

特に「~ゴスメイクだったら怖くね?」ばかり
何かにとり憑かれたかのように連発。
…恐怖のあまり頭のネジが外れたんだろうか?(笑)

と、その時だ。
急速にスピードがドンドン落ちていく自動車。
そして何もない山林の中に停まる…。
不思議がる助手席のドロマーさん、後部座席の自分。
振り返るたんたんめん君。

そして…
「……じゃ、消しますか?」
と、淡々と一言。

…エッ!?

聞き返す暇もなくライトを消しエンジンを切る彼。


騒然とする我々一同(※イメージ図)。
そして車内はパニック(ドロマーさん一人)。
暗すぎて何も見えない。漆黒とはこの事か。
手元すら見えない。
闇の中でニヤリとしているだろう、たんたんめん君。
まんまと術中にハマッた!我々の運命は彼の手中にある(大袈裟)。

そんな中、自分はどうしていたかというと。
後部座席でドロマーさんを脅かそうと
たんたんめん君側に付こうかと思案。

クラッカーを鳴らそうかなとか
タンバリンをシャカシャカしようかなとか
デジカメのフラッシュをたこうかとしようとしたが
万が一、何か得体の知れないモノが写ったらどうしようという
思いがふと頭によぎったのでやめました。
そう、私はチキンハート(苦笑)。

ある程度、パニックゴッコも終わり動き始めたら
目の前に何かが飛び出してくる。
ライトに輝く怪しい光。何かの目か?

ドロマーさんの絶叫と共に急停車。
まさか…一行に不安がよぎる。
我々の悪ふざけが何かを呼び出したのか!?

ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ

まず落ち着けオレ。ていくいっといーじーだ。
そしてその生物に目をやると……


…なんて事はない(※イメージ図)。

鹿でした。
(水曜どうでしょう・嬉野D風に)

ドロマーさんの絶叫がなければ轢いてるところでした。
ドロマーさん、やっと大活躍。
…つうか悠然と車道を渡るなよ、バンビちゃんめが。

ま、すったもんだがありまして帰路に。
ここまで来てブックオフに行き(お宝探し)
バーミヤンで食事を取り(無難なのを選ぶ)
ホテル三日月の横のスパでのんびりと
水死体ゴッコをしつつ(たんたんめん君の冷ややかな目)
行きと同じうみほたるで休憩し(深夜なので人がほぼいない)
家まで送ってもらい長い一日が完結(BGMは黒色すみれ)。

お疲れ様でした、皆の衆。楽しかった。
いつも通りの珍道中でした。


…ダラダラと書いていたら4月も終わろうとしているわ(笑)。
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