我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

私の人形は良い人形 目はパッチリで色白で -其ノ弐-

~続き~




それにしても可愛い。しばし見惚れる。
ほら、此の手すり沿いの三体なんか
今にもEXILEのアレでもしそうだ(其れは無い)。
しかし…一体どころか二~三体持ち帰っても気付かれないかな?(罰当たり)



此の子達の下、軒下に見えるのは花嫁姿の日本人形。
市松人形とは意図・用途が真逆な人形達が静かに余生を過ごしている。

日本人形の凛とした姿は市松人形とは違う魅力があるが
個人的に白無垢の花嫁の人形は靖国神社の遊就館に
飾ってある日本人形の悲しいエピソードばかり思い出して
どうしても苦手なのよ、見る度に悲しくて切ない気持ちになる。





本殿の中を覗くと…あんでまぁー、
どえりゃ~年季の入った雛人形の数々だ事。
此の感じだと明治以前のような気がするが果たして真相は!?
ウチも妹が存在するから(脳内ではありません)いたんだけど…


処分しちゃった。 (ノ∀`)タハー


自分も馬鹿じゃないよ~、ちゃんと供養してもらってね。
出雲市にある高名な寺にお願いして、今までありがとうとお礼して。
妹もオバ…いや、歳相応の女性になり(じゃあ、俺おじさん?)、
其れよりも其の子達を受け継ぐ人もいないし。
(兄妹、結婚願望無し)

此のまま家の倉庫で日本特有の四季の湿度に悩まされ、
家がボロボロなのでネズミや虫の被害に永久に彼女達は悩まされる。
ならばいっそ、スピリチュアルな存在になり
永遠に存在し続けるほうが彼女達にとって幸せかと思って。
…回想が長くなるのでストップひばりくん!!(歳がばれる)



市松人形で興奮気味の自分が向かって下手に目をやると
日本人形がお経のメロディー…あ、此処は神社か。
訂正訂正。

白指まで美しい日本人形が神主の祝詞に合わせ
白熱のダンシングバトル!老いも若きも歌えや踊れ!!



そして群集が彼女達を見守る…って、ほぼ軒下ですがな。
干支の置物、何故か虎と兎が過半数を占める。
まあ、観客と云うより餌を待っている様にしか見えんな。
もしくは獲物として虎視眈々と狙ってる…虎だけに(失笑)。


一通り本殿を堪能して背を向けて初めて気付く。
自分、一目散に本殿を目指したから全く気付かなかった。
先程の干支もそうだが本殿の周りは
動物の置物で溢れ返っておりまする。



虎、兎とくれば次に現れるのは蛙さんです、ゲロゲ~ロ。
ほら、鳥獣戯画じゃん。其れ以外は…ノーコメント!!
こんなに蛙の置物を大量に見たのは将門の首塚…
いや、筑波山のガマランド以来だ。
まあ、方向性が全く違うけれども(笑)。



階段の脇には像がこんなに居たんだゾウ。
……やばい、山田君に座布団どころか命も取られる!!

(;ω; ))オロオロ (( ;ω;)オロオロ
↑自業自得



う~ん、くだらない話は三軒先の角にでも置いておいて。
どうしてもアレなんだよな、こんだけ象が群れていると
頭の中では『ストリートファイターⅡ』の『ダルシム』ステージや
『トニー・ジャー』の映画のワンシーンしか思い浮かばん。



これぐらいの熊の群れに実際に遭遇したら…
恐怖どころか気付いたら手遅れ。
肉の塊…いや骨の欠片すら残る事がないだろう。

コレがもしヒグマではなくマレーグマだったら?
…自分、喜んで其の中に飛び込むね!!
一緒に嘆くわ、現世を。此の世の不条理を。↓





で、信楽焼きの狸ちゃん達。
もう頭の中は予定調和で『平成狸合戦ぽんぽこ』がふと浮かぶが、
自分はもっと違う事に感動する。日本人の匠の技。


雌狸には金○袋がないんだねぇ。


適当にリボン付けて雌アピールだと思ったが
ちゃんと下のお袋さんがなかった。
某隣国だったらこんなに細かい作業しないぞ!?(オイッ)

…って、違うぞ。
其処に着目してどうする。



~続く~
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