
景観とは関係ないくだらない話をしながら
ザックザックと靴音を立てながら行軍。
しばらくすると教会が見えてきた。
もうね、其の年月が生み出した、いわゆるひとつのハーモニー。
オープン当初はこんな感じではなかったんだろうね。
時の流れるままのデコレーション。
あっという間に中世の欧風教会の出来上がりですよ。
まさか日本国内で此の良い塩梅を味わえるとは…。
…只、我々の思考は偏ってるから。かなり偏ってるから。
お互い雑食性だがヘビメタも聴く大きなお友達。
イメージと云うか実際にあった話を含めて自分の発言。
「北欧のデスメタル(バンド)が火をつけそうだね。」

なんとも不謹慎な発言を発した自分にでも
門戸を開放している旧教の教会。
そりゃ入らなきゃ損ですよ、うんうん。
おお、神よ。迷える仔羊に救いの手を…。
…いや、もう仔羊と云うかマトンよねぇ(遠い目)。

はぁぁぁぁぁぁ、まさに『The☆教会』ですな。感嘆の溜息。
やっぱり教会にはパイプオルガンがなければいかんとですよ。
もうね、独りで其の席に座り心を無にしてね。
満月の夜にバッハのト短調フーガを黙々と聴きたい。
(パイプオルガンだと其れしか思い浮かばない。)
ひとしきり教会を味わった後は本丸に突入。
ロックハート城を攻め落としますよ、召し取ったり群馬!!
いざ尋常に…勝負!!(?)
あ、見えてきた。アレがロックハート城でございます。
皆さん記念撮影に勤しんでいますな。
そもそもロックハート城とは何か?
説明しよう!!(声は千葉繁)
……これこれこう云う訳で移築されたんですよ。
(稲川淳二風言い回し)
…と、適当に書いて申し訳ない。
面倒くさいから公式サイトでも見てください(オイッ)。
『甦るヨーロッパの古城 ロックハート城』

ズーンと聳え立つ石造りの城。
やっぱり『ズーン』と云う表現が似合いますな、石造り。
頭の中に激しい雷雨の中、鞭を持った主人公が
此の城を見上げる画が脳内に浮かびますもん。
(やっぱり昭和から脱け出せない人)

そして時代は文明開化…いや産業革命にまでジャンプして
故ダイアナ妃の御料車のロールスロイス。
日本では動くのは此れだけらしいプジョー201がコニャニャチワ。
オーナーの存在が物凄く気になる。
どんな人脈やら資金繰りなんだろうか。
自分の中では伊豆の『怪しい少年少女博物館』のオーナーと
ベクトルは違うが己の浪漫を追求する姿が似たり寄ったり。

入るとドンキホーテ二人が門番している(?)。
いかつい巨大なアングロサクソンが直立不動で我々をお出迎え。
只、彼らは狛犬や金剛力士像の様にはいかず
二人とも口を固く結んだまま此方の様子を窺っている。
これじゃ『阿吽(あうん)』じゃなく『吽吽(うんうん)』だな。

中央の白い階段と絢爛豪華なシャンデリア。
なんだか『叶姉妹』がメンズに囲まれて降りて来そうだな。
(下世話過ぎるだろ、其の表現!?)

ではでは2階を散策しましょ。
階段を昇って目の前の部屋はこんな感じ~♪

…。
~続く~