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我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

岡山無用!道中鬼 ~月明りに照らされて銀河警察初登場!!篇~ -完結-

~続き~



とりあえず『天地無用!』の聖地巡礼が目的で岡山県内を
縦横無尽に移動しているメガネの弐人組。
此処で美星の聖地をクリアして御満悦。


折角だから天文台に来たので星を見ましょうか。
(完全に本末転倒)


あの巨大な天体望遠鏡で冬の夜空を観測しているみたいだが
2階のテラスでは市販(其れでも大きい)の天体望遠鏡で
月の観測しているみたいなので先に其方に。

美星天文台に来てから曇り空が続いているため
見られるかなぁと思ったら何とか見えた!
雲から出てくる度に係員の「今です!!」の掛け声で皆が並ぶ。



(ネットより拝借/フリー素材)

何も考えずに日程を考え前日は雪まで降っていたのに!!
まんまるお月さんが今晩は!!
ずーっと見ていたいが順番が…。

隣の老夫婦は双眼鏡を持ってたりして充分に愉しんでいた。
うーん、備えあれば憂いなしとは此の事か。



自分の持っている装備だとiPhoneのカメラで此れが限界。
いつも旅先に持ち歩くデジカメは四年以上前の型なので
既にiPhoneに画素数が負けている(笑)。


其のデジカメでの撮影。
もう画素数と云うかiPhone、拡大し過ぎで撮ったから
只の発光体にしか見えんな。

後者はある程度の距離感で撮影したから
何となく月として判るけど。


…うん、腕の問題だ。 (´・ω:;.:...


例によって隣の老夫婦は御主人が一眼レフカメラ…。
見たか、此れが目的の違いの差だ(笑)。

自分も一眼レフ買おうかなぁ。
でも其れを持っている姿がコミケに居そうな雰囲気になるから
ちょっと躊躇しちゃよなぁ、自分(金が無いだけ)。


そしていよいよクライマックス、クライシス!!(?)
例の口径101cmの天体望遠鏡で冬の星空を見るどー!!
ウルトラマンの生まれ故郷『M78星雲』を探すぞー!!(馬鹿)

※実際に『M78星雲』は存在しています。



中に入ると待ち構えるように天体望遠鏡が目の前に。
…あ、暗いのはフラッシュ禁止(目が眩む為)だからね。

弐人とも生まれて初めて目の前で見たので圧倒される。
何だろうか、此の威圧感。見上げる弐人。
ロールプレイングゲームのラスボスが現れたみたいだ(ん?)。


自分も悪い頭を捻りながら考える。
まるで『東宝特撮』お馴染みの『メーサー殺獣光線車』みたいな
怪獣を攻撃する未来兵器の様だ。
(駄目だ、コイツら思考が偏り過ぎてる。)



此の巨大な天体望遠鏡を操るコンピューターシステム。
此れで此の巨大な望遠鏡の角度を変えたり
其の日の星空模様で東西南北の向きを変えたりするみたいだ。

此の施設とは関係ないが物音がしない室内、
暗闇の中に浮かび上がるコンピューターのモニター画面。
そして工場のような鉄骨が剥き出す無機質な造り。

似たり寄ったりの嗜好(自分のほうがかなり偏向気味)の弐人。
お互い感じた事が珍しく一致した。
弐人、顔を見合わせて放った言葉は…


「まるでバイオハザードみたいだね。」


…駄目だ、俺達(汗)。
今でも、いや此れからも十代の頃に刺激が強過ぎて
インパクトのあった事象の影響下に生きるのか!?

…まあ、そうだよね。
其の影響下でなければ十代の頃に好きだった
アニメの聖地巡礼をしないよね(急に冷静)。


そんな下らないを書きたい訳ではない!!(じゃあ書くな)
レディース&ジェントルマン、其れでは天体観測の始まり始まり。
しかし晴れている割には雲が多いのよねぇ。

空に雲が浮かぶと云う感じではなく
雲の隙間から空がたまに顔を覗くと書いたほうが。


…だがしかし、山の神は味方した!!
:*:。゚*\(★∀<)/*゚。*:


いや、正式には風神様なのかもしれない。
何故か天文台付近だけ雲が無くなり空を仰げる状況。
天は我々を見放さなかった。
有り難う、日本の八百万の神々よ!!

そしてワクワクドキドキの初天体観測。
某バンプではないが(周りに何故かファンが多い)
見えない物を見ようとして望遠鏡を覗き込んだ…(デカ過ぎるが)。


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
木星だ、ジュピター、ジュピター!!
平原綾香だ、木野まことだぁぁぁぁぁぁ!!
(心のメーターが振り切れて錯乱中)



(ネットより拝借/フリー素材)

だってさ、覗き込んだ先に図鑑やら理科室に貼ってあった
木星が鎮座してるのだもの。
しかも木星最大の衛星『ガニメデ』まで見えるのよっ。

我が目を疑ったどころか友人も半信半疑。
其の素晴らしさに感動したのは確かだが
顔を見合わせて放った第一声…


「(望遠鏡の)先に絵が貼ってあるんじゃね?」
(かなり馬鹿な発言どころか馬鹿)


…其の他にも冬の夜空の星を愉しみました。
シリウスやら何やらと、ええ。

でもあの光は既に昔の輝きなんだなと考えると深過ぎて深過ぎて。
地球と云う星に寄生する自分がちっぽけどころで
済まない気がして感嘆の溜息。



去り際にまたテラスからお月様を眺める。
先程より高さが増したので光の加減が強い。

読んで字の如しと云うか『煌々と照らしている』とは此の事かと。
いや何か違うんだよなぁ、う~ん。
個人的に感じて想うのは…


月の光の力を借りて
闇の中の物が浮かび上がっている。


…そんな感じだったんだよなぁ。
月に照らされている山々の木々を見つめてたらさ。
此れは表現の問題だけれども自分はそう感じた。



弐時間弱は居たのだろうか。感動を有り難う、美星天文台。
聖地巡礼の旅なのだが其れ以上の感動を得てしまった。
嗚呼、生きてみるもんだな(大袈裟)。


今日は何度目だろうか、またもや夜空を見上げる。
駄目元でいいから取り合えず撮影してみる。
どうですか、如何でしょうか?


貴方の見ているモニターに埃が付いた訳ではないから!!


帰り道、外灯の無い山道をお月様が照らしてくれる。
何時もなら恐怖さえ感じる暗闇だが
今日はこんなにもお月様が見守ってくれている。

そして天文台の力を借りて古から輝いている星空を堪能。
当たり前のものが当たり前ではなかった。
何度も書こう、生きてて良かった!!


自分はこういうシチュエーションが大好きなんだよっ。
此のフィクションとノンフィクションの狭間が心地良い。

良い塩梅の幻想的な状況、お互いのiPodを探しまくる。
こんな時に合う音楽を持ち歩いてないかと。
ガサガサガサ(効果音が違う)。


…先手、自分。此れでも喰らいやがれ!!
(∩ ゜ω゜)つ『caccinica』、『黒色すみれ』etc.…。


『caccinica』(参考にでも)


『黒色すみれ』(参考にでも)


…後手、友人。
(∩ ゜ω゜)つ『幻想水滸伝』シリーズ、『悪魔城ドラキュラ』のサントラetc.…。


『幻想水滸伝op』(参考にでも)


『幻想水滸伝2op』(参考にでも)



『悪魔城ドラキュラ』(参考にでも)


…完全に駄目だ、やっぱり偏っていやがる!!



……
………。あ、訂正。


後手の友人の選曲は彼の意思ではありません。
ええ、念の為に書いておきます。
彼が選んだ訳ではないのです!!


…全て私がリクエストした次第であります!!
ヘ(°∀°ヘ)アヒャ



~完~
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