我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

岡山無用!道中鬼 ~宇宙一のマッドサイエンティストとご対面!?篇~②

~続き~


…熱くなった所で今回の旅と
関係ない方向に行ってしまうので戻すのだ。

一通り街を巡り腹をもっと空かせた状態で入店。
本場の讃岐うどんですよ、奥さん。


…圧倒される。
『ビックリかき揚げぶっかけうどん』を頼んだが
本当にビックリだ、なんだ此のサイズ。


横から見た図。
お分かりいただけただろうか?
これで大盛りにしても1000円以下だ。
さらにビックリビックリ。

野良狗路くんも他のメニューを選んだが
普通盛りなのに素晴らしい程のボリューム。

2人揃って
「これだったら東京では1000円絶対越すよ。」と
何度も何度も呪文のように唱えながら食事。

そりゃ、自分の後ろの席の大阪のオバチャン達が
自分のうどんを持ってきた時にそのうどんをガン見して
かなり無理言って店員を困らせても注文変更するわ。
(野良狗路くん情報提供)

しかし…

やはり本場。餅は餅屋。
今まで食べて事のない食感、
これがシコシコしているという感覚なのか!?
そしてモチモチ。なのに喉越しツルツル。

美味いッス。生きてて良かった(嬉し涙)。
これなら毎日うどんでも飽きないわ。

ただ…

想像以上のボリュームとコシで
アゴが疲れ具だけで腹がドンドン満たされていくので
最後のほうはダラダラとダルそうに食す、2人揃って(笑)。
美味しいんだが。此処まで来たかいがあったんだが。

やっぱり本場だよな。全ての道はローマに通じんだよ(?)。
腹八分目…どころか表面張力の起きたコップのような状態で
山を登りにまた岡山に戻る。


児島駅に到着。
「コジマなのに駅前にヤマダデンキかよっ。」とぼやきながら
雨も強くなり運良く駅売店に残っていた
2本の傘を購入しバス停に。

…運良くだ!?
運が悪いから旅先で雨が降るんだろうが!!

…アイツのせいだ!

ま、気を取り直してバスに。
向かうは一人のキャラの名前になっている山の山頂!
雨天決行なのです。
此処まで来たら行くでしょ、あの蟹頭のてっぺんに!!

バスで多分此処の場所であろう停留場に向かう。
…が、またバスの運転手にほぼ満員の車内で
「1番の人、此処で良いんですか?」というアナウンス。

えっ、降りるから押したのであって何故に念を押される!?
何、この辱しめ?県外の人には手厳しいの!?
イヤな気持ちになり降車。

…アイツのせいだ!
↑完全な八つ当たりに変化

そして目的地の山まで道も分からず勘を頼りに歩く。
とりあえず歩く。トボトボ歩く。
雨が降るが微妙にテンションの上がってる2人がいる。


いい塩梅になった古めかしいトンネルを抜けると…


DJ伊丹のカウントダウンで有名(?)の鷲羽山ハイランドの看板。
そして…


向かって左側に目をやると、アラ絶景!
この交差点で既に瀬戸大橋が一望できるではないか!!
此処から見た景色。この角度。

こんなカット割りあったよと自分の方がハイテンション(笑)。
だってあったよ、記憶の限り。


此処からは見た人しか分からない内容で説明。

OVA第一期第一話。
魎皇鬼が墜落した勢いで瀬戸大橋に激突し大破。
翌日の朝のニュースを天地一家が食卓で見ているのだが
そのTVに映っていた光景がこの角度だったと。


そしてきっとコッチだろうという予想だけで
瀬戸内海を右手に見ながら行軍。
山だから上り坂があるのだろうと思っていたら
ずっと下り坂が続く。…あっているのか、此処で?

だがしかし不安も感じたが
それ以上の希望と期待が遥かに上回り歩く。

もう此処まで書くと読んでいる方々は
だいたい察知しているとは思うがこの山を目指してました。


鷲羽山(わしゅうざん)。

そう宇宙一のマッドサイエンティスト
実は宇宙の創造神の三人の中の長女『伯備 鷲羽』
「鷲羽ちゃんって呼んでね♪」で御馴染みの
彼女の名前の由来になった山である!

それにしても何故駅のような看板だと思うでしょ?
元々は昭和の末期まで鉄道が走ってたみたいで。
今は『風の道』という遊歩道になっているという寸法さ!


我々一同(共にメガネ愛用)は一路
山頂に向かいズンタカタズンタカタ。
苔生す歴史の重みもある石段もなんのその。


また奥に石段が。
此処まで来るともはや人気が全くなし。
…いやバス停を降りてから人気はないですから。

誰が好き好んでシトシト雨の降る寒空の中を山を登るんだ!?
…此処にいるんだよ、此処にさ。
基本的はインドアなのに出掛けるとアグレッシブに
人気のない自然に果敢に戦いを挑む2人がさ!
山登りなのにかたやスニーカー、
かたやハーフパンツの2人がさ!(笑)

ただ誰も俺達を止められない。
脳内には天地無用!に使用された曲やら
なんやらが勝手に流れているし。


この辺まで来ると霧が発生。どんどん視界が悪くなる。
聞こえてくるのは野鳥のさえずりのみ。

ま、此処で女性の悲痛な叫びが聞こえようものなら
完全に稲川淳二さんの怪談と変わらんよ(笑)。
それぐらいの雰囲気はある。
夜は絶対無理だな。
無理というか完全に踏み外して危ない事このうえない。

でもそういう事を抜きにしても足取りは軽いのだ。
今、鷲羽ちゃんの肩かな?鎖骨辺りかな?と
どんどん登っていくと(気持ち悪いから)。


~さらに続け~
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