記録~母のこと~

母が大腸がんと、転移性の肝がんだと言われました。
母のことを記録していきます。

4/18主治医に会う

2011-04-27 22:13:53 | 日記
夕方の面談の前に、やはりもう一度気になるので
外来に主治医を訪ねる。

午後も診察は続いていて、お忙しい中時間をさいてくださる。


質問
「私たちが抗がん剤を使いたいとお願いしましたが、先生は、実際どのように感じておられますか。危険だと思われますか」

答え
「入院されたとき、かなり状態が悪そうでしたので、もしかしたらと思っていましたが、入院数日経ち、起き上がって話をされたりと元気そうなので、抗がん剤を使う価値は十分あると思っています」


この言葉が欲しかった。

感謝します。

母はきっと頑張ります。

大腸の話のみに止めてくださるよう、
再度お願いし、夕方の面談の約束をしてくる。

4/19

2011-04-27 22:05:01 | 日記
朝、妹と電話。

抗がん剤を使いたいと話したときの主治医の反応が、なんだか驚いたような、
不安を覚えるような感じだったことが、
二人とも気になる。

夕方に面談する前に、
もう一度主治医と会えないかと妹。


その後、母に会いに行くが「なんの病気なんだろう」と、疑問をぶつけられた。

私になにか主治医から話が無いのかと聞かれ、ドキッとする。

やはり嘘はつらい。

相談

2011-04-27 21:58:54 | 日記
4/18月曜日
母は、お腹の痛みも下痢も良くならない。
それでも、家にいるときよりは楽なようで、食事も少しずつ食べるように頑張っているみたい。

妹と、旦那と、話をして
治療の手段があるのなら、母に話して、頑張ってもらいたいと、みんなの気持ちが同じことを確認。

夕方、母の姉夫婦宅を訪ねる。

叔母は私を見るなり
「悪いのね?」と察する。

叔父も叔母も…高齢だが、私たちにとっては、いつも頼りにする人たち。

今回も、びっくりし、涙ぐみながら、それでも相談には冷静に聞いてくれた。


やはり、いきなり余命を突き付けられても信じがたいし、治療の手段があるのなら…と。

肝臓の話はしないでほしいと頼んだほうがいい、
大腸にがんがあるとだけ、話してもらい、抗がん剤を使ってもらうべきだと。

叔父叔母と話をして、
泣いて、少しだけ心がすっきりした。


夜になり、大腸の先生から電話がある。

抗がん剤を…との私の返事に、それならば病気の話をしなければならないが…とのこと。

お願いして、あまり深く話さないようにしてもらう。

明日、三人で面談することになる。

…本当に告げてもいいのかと、それでも迷いは消えない…。

母の悲しい顔は嫌だ。
でも、頑張って長生きしてもらいたい。

4/15大腸内視鏡

2011-04-24 09:51:40 | 日記
何時になるかわからないから、検査の時に付き添わなくても良いと言う母。

仕事は休みをもらっていたので、とりあえず銀行に行ったり、雑用をこなす。

下剤を2リットル飲まなければならないのは大変だなあと思っていたら、案の定メールがきて
「半分くらい頑張ってみたけど、吐いてしまった」


それでも、検査はできたらしい。


夕方、母に会う前に主治医の話を聞く。

腸に閉塞は無いらしく、
食事をしてみようと言われた。

ただ、全身状態はあまり良くないから、
最悪は週単位で病状が変化するかも…と言われた。

全く信じがたい。

母にも主治医の説明があると聞かされていたが、
「もう少し検査を」とだけ話してもらう。

動揺で、胃が痛い。胸がはりさけそう。

妹に電話、旦那にも電話。いつも励まされる。

4/14夜

2011-04-21 15:23:33 | 日記
夜になり、主治医の先生が携帯に電話をくださる。

電話が来るような気がしていた…。

CTの結果…
肝臓に転移が見られ、肺にも若干あるらしい…

どのくらい…

ついに聞いてしまった。

「一概には言えないが…
6ヶ月くらいでしょうか」と主治医の言葉。

そして、抗がん剤を使うという手段もあると言う。

抗がん剤には副作用もあるし、本人には病気について話さなければならないらしい。

妹に相談することにした。