「ありがとう」ってスゴい

この間親戚の家にお泊りに行ったんですよ。

そこの小学校１年生の子と母親は言い争いが耐えないんですよね。子供がお年頃なのでしょうがないんと思うんですけど、大変そうです。

大概は、「キチンと返事をしない」、「おやつだけ食べてご飯をほとんど食べない」、みたいな当たり前のことが原因になって言い争いが始まるんですよ。

その時は賑やかでいいなぁくらいにしか思わなかったんですよ。



しばらく経ったある日、外で会ってお茶をした時に話を聞くと、勉強になることばかりでした。

始めはやんわり注意しても子供の言いわけに、イライラして怒鳴ってしまうんだそうです。

子供にとってもお母さんはすぐに大声でガミガミ言う人、といった風にしか感じなくなっているみたいでした。

これではイカンと、 育児の本を読んだり、ネットで色々と調べてたらしいんです。

その中でこれだけは実行しようと思ったことが、子供に「ありがとう」と意識して言うことなんだそうです。

子供には「ありがとう」と言うことは大切だ、と教えている割に、自分自身が子供に「ありがとう」と言う回数は極端に少ないことに気付いたみたいなんですよね。

そこで、子供がなにかを自分から積極的にしたら「ありがとう」。 部屋を掃除している時、子供が何かひとつでも手伝ってくれた時も「ありがとう」と忘れずに言うように意識したんだそうです。

すると、素直に「ありがとう」と言えるようになったそうなんです。

「ありがとう」をいっぱい言う様になると、子供からの「ありがとう」も自然に増えてくるらしいんです。

そして「ありがとう」が増えると、不思議とそれまでの言い争いがうそみたいに無くなったんだそうです。

「ありがとう」ってすごい力があるんだなぁって関心しました。

私も「ありがとう」を意識して言ってみようと思います。