「暴れん坊将軍」、幼馴染で小さいころはとても仲良しだった女の子たちが、大人になるにつれて溝ができていった。大きな理由は、お雪(石倭祐子)が大きな廻船問屋の娘であるのに対して、お松(渡辺祐子)は居酒屋の女中。おまけにお雪はかつてお松に手を付けたほかの廻船問屋のボンボンとの結婚が決まり、ウキウキだった。
(幸せいっぱいのお雪(左)と複雑な感情のお松)
しかし、ウラではご禁制のべっ甲などが密売される事件が問題化していた。犯人は、お雪の結婚相手の廻船問屋と組んだ勘定奉行。勘定奉行の悪事は多すぎる。何度も書くが、吉宗はなんでこんな悪人を登用するんだろう。
吉宗は、二人の間を取り持とうとする。
お雪との隙間を埋められないお松だが、お雪の婚約者の店に不穏な動きがあることを感じ、御庭番並みに忍者行動をし、お雪の店が、密売の身代わりに仕立てられそうなことを知る。
そして、お雪の婚約者は実は不良でオンナ遊びを続ける。
(相手はお松ではない)
サービスカット、増えてるよね。まあ、いい。そこにお雪が乗り込んで、婚約者を刺す。そんなこんなで、話は進むが、結果、吉宗の御庭番(五代高之、高島礼子)により、
真相を知った吉宗が、勘定奉行らを成敗。今度はいい人を任命してね。
お雪とお松は、吉宗の仲介もあり、幼いころによく遊んだ神社の樫の木の前で仲直りをする。ふたりは共同で小間物屋を営むことになったことを吉宗に報告した。
それぞれの人生だが、どこかで再び結びつくこともあるんだね。