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早起きは三文の徳

吉宗、アタマの良いオウムと解決

 「暴れん坊将軍」、きょうの主役はオウムだった。

 そもそもは、不正防止のためか1年交代で2人で務める長崎奉行の一人が、それでも不正。当時薬用として重用されていた唐人参を貯め込み、江戸での品薄をよび、悪徳薬種問屋と値の吊り上げを図っていた。それについてもう一人の奉行である人物が証拠をつかむが、悪者に殺されてしまう。死に際に飼っていたオウムに「テンジンサマ、ニンジン」と繰り返し話しかけて果てた。

 飼い主のなくなったオウムは吉宗への御機嫌取りで献上されたが、これが、悪者奉行の命取りに。いったんは逃げ出したが、保護され「め組」に届けられる。

 吉宗は、唐人参の値上げに反して安売りをしていた善良な薬屋、若松屋(松山英太郎)の娘が唐人参が必要な病から自暴自棄になっていることを知り、”ペット・ヒーリング”として、世話を任せる。

 若松屋と女中のお秋(三浦リカ)はその回復ぶりに喜ぶ。

 そして、唐人参の貯め込みは、オウムの「テンジンサマ ニンジン」の一言で一気に明らかに。

 現場を抑えた吉宗は、悪事をしていた長崎奉行を成敗。唐人参の値も正常に戻り、薬屋の娘の様子もどんどん良くなっていった。

 本筋とは離れるが、松山の演技はさすがだった。ほかの時代劇での忍びの次郎吉としても記憶に残っている。


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