なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

八月二日のこと

2022-08-02 16:32:29 | 日記
八月になりました。今日はわたしたちの結婚記念日で、今思うとどうしてこんなに暑い時期を選んでしまったのかなぁと思います。全国に散らばる学生時代の友達が、教員が多く、夏休みにすれば来やすいだろうと考えたのだと思います。
わたしの故郷は岩手で、親戚は結婚式の行われる大阪まで東北新幹線と東海道新幹線を乗り継ぎ、時間をかけてやってきました。
新大阪の駅のホームまで迎えに行ったのですが、新幹線のドアが開くと同時に親戚のおじちゃんおばちゃん、ウチの母やおばぁちゃんなど総勢十数名が、大阪の熱風にぶわぁと吹かれて、なにかとてつもないものに襲撃されたような表情になったのを今でも忘れられません。
今朝、妹にその話をしたら、新幹線のなかではみんなとても楽しそうで、富士山を見て、うなぎ弁当を食べて意気揚々(?)だった、と初めて聞く話をしてくれました。それが大阪のかつて経験したことのない暑さに、一瞬でぺっしゃんこになってしまったようです。大阪の暑さは、きっと故郷の町で親戚のみなさんによって、後々まで語り継がれたことでしょう(道中楽しかったのがせめてもの救い)。

気温の上昇とともに、ゴーヤの茎がどんどん上へ上へと伸びてきました。小さなかわいらしい花も咲いてきました。リビングの窓の外にあるので、葉っぱが陽を受けて透けて見えてきれいです。グリーンカーテンまではいかないけれど、なんとなく外に目をやるときにグリーンがあると爽やかな感じ。
ヘチマもむやみやたらと育っていて、家の窓という窓を覆うぐらい苗があるのですが、それをちゃんと誘引して支える棚を作るのが一苦労です。とりあえず夫が、家にある竹の棒を使ってひとつ作ってくれました。なんとか上に手がかりをみつけて這おうとしているヘチマを横目で見ながら、もうちょっと待って、と声をかけて(ココロのなかで)います。



興味のない方には興味のないあおむしくんのお話を。今年も次々とキアゲハの幼虫が生まれていて、パセリがなくても同じセリ科のダウカスダーラを食べて成長しているのですが、そのあおむしが蛹化して羽化する過程は、ひと夏で一度ぐらいしか見られません。

ウチの外壁で蛹になろうとしているあおむしくんを見つけました。まだ緑色に黒のしましまがくっきりしています。

次の日。全体に白っぽくなりました。ここからどうやって蛹になるの?ネットの動画で見ると驚くべき変身です。しましまの皮を脱ぐんですよ。ぺりぺりと。これ、見られるかな。

この日の夕方、見に行くと、残念ながらもうすでに皮を脱ぎ捨て蛹になる途中でした。
これは今日の状態です。こうなったら羽化の瞬間を見たいです。期待している方はいないと思いますが、羽化の様子が撮れたらまたご報告しますね。


会津のお友だちsanaeちゃんから送られてきたチャルジョウ農場の有機ミニトマトです。チャルジョウ農場は娘さんの嫁ぎ先。とりどりのミニトマトが色合いを考えて詰めあわされています。その丁寧な作業に、農作物への愛を感じます。味はもちろん濃厚でおいしく、この季節にいただくと元気になります。この娘さんがお腹にいるとき、sanaeちゃんは福島からわたしたちの結婚式にかけつけてくれました。暑いのに大きなお腹で来てくれたのね。なんだか感慨深いです。


春に咲かなかった杏色のバラ。こんなに暑いときを選んで花が開きました。がんばってほしい。

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