エンタメ日記

福岡市内中心のコンサート、バレエ等の鑑賞日記

レニングラード国立バレエ

2007-01-13 00:26:40 | Weblog
今日はホントは3月なんですけど過去にさかのぼって書いてますので多少記憶があやふやかもです。

バレエはこれ以前に2回か3回観てます。いずれもロシアのバレエ団でしたがどこだったのか知識もほとんどなかったのでよく覚えていません。
1つは「キ」で始まるバレエ団だったので「キエフ」か「キーロフ」だったのでしょうが。

初めてバレエを観たのが10年以上前で凄く感動したのにこれまでほとんど観てなかったのを最近になって凄く後悔してます。
という事で非常に期待してやってまいりました福岡サンパレス。
席は3階の一番安い席です。3階はほぼ満席です。1階にも下りて見ましたが1階もほぼ満席で人気があるようです。

お客さんはほとんど女性です。女子トイレの列が凄い事になってますw
髪の毛をお団子にしたバレエを習ってそうな女子中高生が多いです。
しかしスタイルがいい!

そんなこんなで開演時間です。
指揮はアニハーノフ。オケはレニングラード国立歌劇場管弦楽団です。

いや~白が眩しい!!!

TVなんかで観ると青っぽく見える白鳥も生で観ると神々しくまでも白いです!
群舞が直線になったり三角形になったり車の初心者マークのようになったりメタモルフォーゼします。
う、美しい!!!絶句してしまうほどです。
これはもう様式美の世界ですね。
考えてみればディズニーアニメの「ファンタジア」のくるみ割り人形や「眠れる森の美女」が大好きで映画館でも10数回は観てDVDでも繰り返し観るほど大好きなんですがこれも様式美の世界ですよね。
過去に見た時も群舞に非常に惹かれた記憶があります。
とどめはオデットとジークフリートが踊った後に群舞が横一直線に並んでる所です。
よくポスターとかでもあるあれです。
ここはもうのけぞりそうでしたね私はw
どうも自分は様式美の世界に弱いみたいですね。

オデット、オディールはシェスタコワ、ジークフリートは夫のシャドルーヒンです。
特にミスらしいミスはなく無難にまとまっていたんではないでしょうか?
超ド素人の意見ですが。

そんなこんだで2回の休憩はさんで約3時間堪能させていただきました。
3時間が長いどころか非常に短く感じて「え~っ!もう終わっちゃうの~?ずっとこの世界に浸っていたいのに」と思ってしまいました。

ジークフリートとオディールが踊る黒鳥の踊りの曲が凄く印象に残りました。いわゆるチャイコフスキー3大バレエとかに納められてる短くされたハイライト版には収められてなくて全曲版にしか収められていません。

ヴァイオリンソロ中心の曲でテロテロに甘いメロディです。
4月にゲルギエフ指揮マリインスキー管弦楽団の全曲版が出るので買います。
ゲルギエフは11月だっけか?に福岡にも来ますね。
去年は来福した時はくるみ割り人形全曲とアンコールが眠りの森の美女からでした。
今年ももちろん行きます。

今回3階で観ようか1階で観ようか迷ったんですよね。
群舞観るなら俯瞰から観た方がいいだろうと思って3階にしましたが休憩中に1階に下りてみて近い席でも観てみたいなと思いました。
でも1階だと群舞が重なってしまって三角やら直線になったりのメタモルフォーゼがわからないんですよね。
う~ん迷う!
次回はどちらにしようかな?

いろんな人のブログとか見て思ったのですがバレエってはまる人とそうでない人がはっきり分かれるみたいですね。
2回目にバレエ観た時は当時の彼女と観たのですが彼女の感想はいまいちでした。
よほどひどいのを見ない限りはまる人は1回目からはまる要素を持っているようです。
わからない人は何回観ても多分わからないんじゃないでしょうか?
自分はただ楽しいから好きなんですが。

シエナウインドオーケストラ

2007-01-08 22:11:51 | Weblog
アクロス福岡での吹奏楽オケのシエナウインドオーケストラを観に行ってきました。
席は2階L列でステージよりです。
パーカッションが左側にあるので少し見切れて見えないです。
2階3階は9割ほど埋まってたと思いますが1階は6割くらいでしょうか。
センターは最後列まで埋まってますけど左右はけっこう(特に後ろ半分)は空席があります。
やはり吹奏オケという事で中高生が多いです。

前半の曲は
1)祝典序曲
(D.ショスタコーヴィチ/編曲:上埜孝)

2)エル・カミーノ・レアル
(A.リード)

3)詩のない歌
(R.ルディン)

4)アルメニアン・ダンス パートⅠ
(A.リード)

ショスタコーヴィチはともかく他の曲は知らない曲ばかりでした。
吹奏ではメジャーな曲らしいですが普段吹奏は全くといっていいほど聴かないですから。
でも迫力はありますね。コントラバスが1人いるものの菅ばっかりですから普通のオケより体感的には倍くらいの音量がありそうです。
でも弦がないせいか音色がワンパターンというか違う曲でも同じように聴こえてしまって飽きてくるなーと思った所で前半終了。

後半の曲は以下の通り
5)オーメンズ・オブ・ラブ
(和泉宏隆/編曲:真島俊夫)

6)フォーガットン・サガ
(和泉宏隆/編曲:槙野幸広)

7)トゥルース
(安藤まさひろ/編曲:星出尚志)

8)「スター・ウォーズ」組曲
(J.ウィリアムズ)
Ⅰ.ダース・ベーダーのテーマ
(編曲:D.ハンスバーガー)
Ⅱ.ヨーダのテーマ
(編曲:D.ハンスバーガー)
Ⅲ.メインタイトル
(編曲:真島俊夫)

後半からTスクエアの伊藤たけし氏がゲストで出演なされました。
伊藤たけし氏が扱う楽器にはコードがつながってるのでスピーカで拡大してます。
コントラバスにもコードがつなげられて前に小さなスピーカーがおかれてます。
クラシックからポピュラーになると随分雰囲気が違います。
というか日本人の作曲と欧米人の作曲が違うといったほうが良いのでしょうか?
5,6はなぜか演歌っぽくというか歌謡曲っぽく聴こえてしまいます。
リズムやメロディが違うのでしょうか?
F1でおなじみのトゥルースだとその傾向が薄らぐけどやはり歌謡曲っぽさは残ります。
時にリズムに違和感を感じてしまいます。オリジナルのスクエア版では感じないけどノリが違うって言ったらわかってもらえるでしょうか。
伊藤たけし氏の楽器にはスピーカがつながってる物のかなり控えめでメロディラインは聴き取り難いです。

ラストはスターウォーズ。弦のパートはクラリネットが担当するんですね。
これが思ったほど違和感なくて目をつぶって聴けば弦がいるのかなと思わせるほどです。
3曲の中ではダースベイダーのマーチが一番印象に残りました。
生で聴くとこの3曲の中ではこの曲が一番聴き応えがあります。
演奏は上手いですね。どの曲も演奏しなれてるんだろうと思いますがスターウォーズはサントラ数枚持ってて繰り返し聴いたけど遜色ない出来だと思います。

アンコールは星条旗よ永遠なれ。
その前にもう1曲あったかもしれないけど忘れました。
星条旗よ永遠なれはお客さんもステージにあがって一緒に演奏するというのが定番になってるそうでびっくりするほど多くのお客さんがステージにあがりました。
シエナのメンバーより多いくらいでした。
しかも皆ちゃんとしたトランペットやトローンボーン持ってきてるのにびっくり!
シンバルが2人で大迫力です。
客にこびすぎとか言われる事もあるシエナですがこれはこれで楽しくていいんじゃないのと私は思うんですけどね。
シエナでBBC交響楽団プロムス風の威風堂々を聴いてみたいと思いましたよw