そろそろ半年になります。
音楽を聴きながら運転していたのだけど、
直後には反応しなかった曲がなんだか刺さりまくって
涙をこぼしながら運転していた。まだ涙は枯れていないみたい。
奴もさみしかったんだ。
どうしようもなくさみしくてつらくて、その想いを確かめたくても
わたしは受け止めているようで追い詰められていて話はいつもすれ違う。
そんなとき身近に安らぎを求めて、それがその時心から欲したことなら
奴にとっては救いであり善であり自然ななりゆきであったのだろう。
その後のことなんてそのときは何も考えられないだろうし
当時のわたしや奴の背負った筋書きから逃れたかったのだ。
いままでわたしは自分の立場から悲しみや痛みを感じ、
自分の再生でせいいっぱいだったけど、
奴の苦しさはどんなものだったのかと運転しながら考えた。
単純なことだけど、弱い人だったということ。
でもその弱さをどう受け止めるか、
わたしにはまだ色んな意味で足りないものが多すぎた。
歯車がうまく回っていた時はお互いの弱さや未熟な部分を補って
共に進んでいけると思っていたけど、
それには相当の覚悟とバランス感覚が必要で
いい年した私たちはうわべの体裁を保つだけで力尽きてしまった。
そしてあるときを境にすべてが別れの方向に流れていった。
奴の安らぎは新たな苦悩のはじまりのようだけど
もうそれはわたしの人生とは離れたところでおこっていることで
わたしは奴と奴を取り巻くすべての人(もちろん女も子供も含めて)が
少しでも良い方向に導かれるよう祈るのみ。
わたしは最低1年はかかると思っている、ある程度再生するには。
とにかく1年ひとりで過ごして、去年の今頃は・・・と回想したときに
奴との思い出ではなく、ああひとりで旅に行ったなとか本を読んでいたなとか
思い出せるようになり、そしてそこからまた新たなスタートを切ると思う。
来年の桜はどんな気持ちで見上げるのだろう。
落ちてくる花弁はわたしをみとめてくれるだろうか。
あんなに好きだった人と一緒にいられない意味は、これから少しずつ判っていくだろう。
現にもう離れた時空を過ごしているけど、判ってきたことがある。
だからこのまま流されても何が起こってもいい。
留まって腐ることが一番いやだ。
水が浄化していくように、わたしも奴もゆっくりでいいから浄化していかないと。
この衝撃の意味のひとつはそこだと思う。
音楽を聴きながら運転していたのだけど、
直後には反応しなかった曲がなんだか刺さりまくって
涙をこぼしながら運転していた。まだ涙は枯れていないみたい。
奴もさみしかったんだ。
どうしようもなくさみしくてつらくて、その想いを確かめたくても
わたしは受け止めているようで追い詰められていて話はいつもすれ違う。
そんなとき身近に安らぎを求めて、それがその時心から欲したことなら
奴にとっては救いであり善であり自然ななりゆきであったのだろう。
その後のことなんてそのときは何も考えられないだろうし
当時のわたしや奴の背負った筋書きから逃れたかったのだ。
いままでわたしは自分の立場から悲しみや痛みを感じ、
自分の再生でせいいっぱいだったけど、
奴の苦しさはどんなものだったのかと運転しながら考えた。
単純なことだけど、弱い人だったということ。
でもその弱さをどう受け止めるか、
わたしにはまだ色んな意味で足りないものが多すぎた。
歯車がうまく回っていた時はお互いの弱さや未熟な部分を補って
共に進んでいけると思っていたけど、
それには相当の覚悟とバランス感覚が必要で
いい年した私たちはうわべの体裁を保つだけで力尽きてしまった。
そしてあるときを境にすべてが別れの方向に流れていった。
奴の安らぎは新たな苦悩のはじまりのようだけど
もうそれはわたしの人生とは離れたところでおこっていることで
わたしは奴と奴を取り巻くすべての人(もちろん女も子供も含めて)が
少しでも良い方向に導かれるよう祈るのみ。
わたしは最低1年はかかると思っている、ある程度再生するには。
とにかく1年ひとりで過ごして、去年の今頃は・・・と回想したときに
奴との思い出ではなく、ああひとりで旅に行ったなとか本を読んでいたなとか
思い出せるようになり、そしてそこからまた新たなスタートを切ると思う。
来年の桜はどんな気持ちで見上げるのだろう。
落ちてくる花弁はわたしをみとめてくれるだろうか。
あんなに好きだった人と一緒にいられない意味は、これから少しずつ判っていくだろう。
現にもう離れた時空を過ごしているけど、判ってきたことがある。
だからこのまま流されても何が起こってもいい。
留まって腐ることが一番いやだ。
水が浄化していくように、わたしも奴もゆっくりでいいから浄化していかないと。
この衝撃の意味のひとつはそこだと思う。