手話を勉強中

手話の勉強中に、気になったことや気付いたことなど

気分が落ち込む

2019-07-08 09:36:01 | 日常
今年度は、自治会の役員を引き受けています。
(以前に、述べたっけ?)
大所帯の自治会で、その下に各種委員会を抱えているんですが、
そのうちの一つに「自主防災委員会」というのがあります。
おバカな怪我から退院して、自治会に顔を出したら、
自主防災委員会の「啓発推進部長」とやらに昇進(?)してました。
欠席裁判?まっ、しょうがないか・・・
部長としてするべきことが幾つかあるんですが、
そのうちの一つが、防災センターでの研修の企画と実施です。
先週の土曜日(7月6日)に東大阪市の防災センターに行きました。
自治会長と一緒に行ったんですが、その時聞いた話です。
会長が(私もですが)住んでいる地域は、バブル全盛時、
小高い丘(?山)を開発して作られたマンモスベッドタウンです。
開発終了後、市がベッドタウンを突っ切る形で、バイパス道路を
通すことを企画しました。当然、住民説明会等も開かれました。
(二十数年前の話です。当時、仕事以外に興味がなかった私は、
バイパスも住民説明会も気づきませんでした。)自治会長は、
そういったことにも興味があったようで、住民説明会に出席したそうです。
説明会では、多数の意見が述べられたそうですが、
全てバイパス建設反対だったそうです。曰く、
「ここは、開発されたとはいえ、まだまだ自然が残っている。それをも、
奪ってしまうのか」
とか、
「車の通行量が増えれば、当然二酸化炭素排出量も増え、
この地域が汚染される」
等々・・・
雰囲気として、住民の合意はとても得られそうにないようでしたが、
最後になって、市の担当者が、
「バイパスができれば、交通の便がよくなるから、当然、あなた方の
持ち家の資産価値も上がりますね。」
と述べたそうです。その後は、すんなりバイパス建設承認となったそうです。
自治会長は、市役所の最後に切り札を出すやり方が、後出し的で
気に入らなかったのでこの話を持ち出したようですが、
私は、説明会に出席した住民のほうにがっかりしました。
考え方によっては、全く無頓着な私はもっとよくないことになりますが。
住民説明会後、バイパス工事があり、バイパスが開通しました。
今でも便利に利用しています。

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