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元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

DS『ゼルダの伝説 大地の汽笛』 シナリオクリア後のセカンドインプレッション

2010年01月10日 18時05分39秒 | 【旧】購入・レビュー話


ゼルダの伝説 大地の汽笛
対応ハード : DS
開発・発売元 : 任天堂
発売日 : 2009/12/23
希望小売価格 : 4,800円(税込)
ジャンル : ペンアクションアドベンチャー
プレイ人数 : 1~4人(セーブデータ2つ)
通信機能 : ワイヤレス通信&ダウンロード通信対応・すれちがい通信対応
CERO : A(全年齢対象)

※シナリオをクリアしてのインプレッションです。
※プレイ時間は…記録されていないので分かりませんが、約15時間くらい?です。(寄り道はほとんどなし)


◆partygameの評価◆…91点(100点満点) 前回比…+1点
最後までやっぱり安定

いつも通り、いくつかの謎解きで詰まってしまい、冷静になって再開すると「あっ!」とひらめきました。この絶妙なバランスは相変わらずです。
全体的に見ると、謎解きは前回よりちょっと難しかったように思います。ま、ゼルダ姫(ファントム)との協力しての謎解きもありますからね。バリエーションが多いので、そう感じるだけかもしれません。

汽車による移動は賛否ありそうですが、個人的には『夢幻の砂時計』での船による移動よりは良かったです。船の移動って、どうしても基本は海が広がっているばかりで、見てて飽き飽きしちゃいましたが、今回は場所によって色々景色が変わるので、飽きにくかったです。フィールドのBGMも汽車のイメージにぴったりで良かったですね。
走行中も、とりあえず障害物を壊して地道なルピー稼ぎやウサギ捕獲をしていたので、そんなにダルくはなかったです。また、暴走機関車と激突したら即ゲームオーバーなので、暴走機関車の合間をぬって通過しないといけない場面では、かなり緊張しました。特に最後のほうでは…ええ、何回もゲームオーバーになりましたとも(笑)
まあ…本来なら、このマップをリンクのその二本足で自由に走り回りたいところでしょうが…DSの描画力では、広大なフィールドを表示・表現するのはたぶん厳しいんだろうな~と思っています。だって、できるならとっくにそうしているでしょうし。…かといって、マップ移動がただの選択式というのは、このシリーズらしくないですからね。まあ、そこらへんの事情も含めて考えると、今回の汽車という移動手段は、新しくも良い選択だったのではないかと思います。

その他、操作まわりはほぼ全く難なし。非常に手触りのいい操作感でした。ゼルダ姫(ファントム)との協力プレイも、これまでにない感覚や謎解きが楽しめてで面白かったです。ただ、リンクの移動操作とファントムの移動操作が違うので、けっこうよく間違えてました。まあ、これは仕方ないところですね。
そして最後も、ゼルダ姫と共にラスボスと戦います。ネタバレはしませんが、いい演出と緊張感でした。


やはり最初から最後までしっかりした作りで、いつも通り安心して楽しめる作品でした。
ストーリーの進行自体は分かりやすいので、アクションに苦手意識がなければ、万人にオススメできる作品です。まあ、俗に言うヘビーゲーマーさんには一本道に感じて物足りないかもしれませんが。
さて、船、汽車と来て…次は何でしょうね?

もしいつかマルチプレイを体験できれば、別途インプレッション記事を書こうかと思います。


関連記事:
「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」ファーストインプレッション(2007/06/23)
「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」のWi-Fiコネクション対戦をプレイしてみた(2007/06/23)
「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」本編クリア後レビュー(2007/07/28)
DS『ゼルダの伝説 大地の汽笛』ファーストインプレッション(2009/12/23)

※ストーリー内容など、ネタバレになるコメントはご遠慮ください。
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2 コメント

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DSブームでゲームに少し慣れた方へ (土星産の卵)
2010-01-11 11:56:04
安かったのをいいことに購入し、2番目のダンジョンまでクリアしました。

噂通り、前作(夢幻の砂時計)よりは難しくなっていますね。(それでも往年のファンから見ればヌルい部類に入ると思いますが)
暴走機関車にぶつかると即死・・・など、初心者にはキツいんじゃないかと思う反面、「いわゆるライトユーザーもそろそろゲームに慣れた頃だろうから、少しハードルを上げてみよう」という試みともとれますね。(NewマリオWiiなんかもそう?)

・・・時に、今回のゼルダ姫に「女性版ラインバック」という印象を抱いたのは私だけ?(ちょっと自分勝手だったり調子がよかったりするところとか、でも人間臭くてどこか憎めないところとか・・・)
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Unknown (partygame(管理人))
2010-01-11 13:39:07
>土星産の卵さん
今回のゼルダは、流れ的には「ムジュラの仮面」みたいな立ち位置なので、少し難しめにしたのかもしれません。大地の汽笛が初めてのゼルダだという人もいるとは思いますが、大抵は「夢幻の砂時計」やそれ以前のシリーズ作品のユーザーが買っているでしょうからね。
とはいえ、人がいればどうとでもサポートできるNewマリオと違って、ゼルダはそこまでサポート的な存在がないぶん、どうしても敷居は高くなっちゃいますね。

>>今回のゼルダ姫に「女性版ラインバック」という印象を抱いたのは私だけ?
ラインバックほどではないですが…今までのゼルダ姫と比べると、いわゆる「お嬢様育ち」っぽい性格って感じでしたね。かといってアクが強いわけではないので…個人的にも、なんだか親しみがもてて良かったと思います。
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